悦子とスポーツジムにきたカイト。そこでマラソンの銀メダリスト選手の桂馬麗子にあう。職員にきくとトレーニングの一環でいつもマラソンに外に出かけるらしく、引退したのに練習をつづけていた。

右京さんに桂馬麗子について話をしていると、角田課長からアポロン電機の陸上部の監督の高木が死亡した事件について聞かされる。桂馬麗子はそこの時期監督候補になっていたらしい。

事件現場に訪れる特命係。米沢さんによると指紋がそこら中に拭き取られ、なぜか冷蔵庫のドアノブも拭き取られていたが中には何もない。関係者に話を聞くと、監督問題でもめていた。会社が代替わりして、陸上について無知だったため桂馬麗子の知名度のみを利用としていたらしい。しかし麗子は会社を辞めてから実力を伸ばしたので陸上部はあまり納得はしていなかった。右京さんが話を聞くと桂馬はかつて会社の駅伝で脱水症状を起こし、リタイアしたことがあり、会社を追い出されたことがあった。さらに高木は生前、「桂馬が監督になることは絶対にない」と言っていたらしい。

桂馬に話を聞きに行く捜査一課。桂馬は高木以外にも自分が監督になることを快く思っていないことを知っていたのでわざわざ高木一人を殺す必要がないという。アリバイについて聞かれると死亡推定時刻にはジムにいたとカイトが証言。が、マラソンのために1時間ほど留守にしていった。

鑑識にて手がかりを手当たり次第探す。パソコンのフォルダをみると陸上の名門校の上星高校の写真があった。上星高校の陸上部に訪れて顧問に写真を見せると、写真の人物は南條遥だと判明。顧

南條に話を聞くと陸上で世界を目指しているが、過去に駅伝でリタイアした過去から陸上を諦めかけていた事があったが、桂馬に励まされた事があったと判明。

高木は事件の翌日に本社の人事部の行く予定だったので人事部山本を訪ねると、高木から「見せたいものがある」と言われて人事部に来る予定だったらしい。しかし何についてかは当日に話す予定だったので何も分からない。

桂馬が講師を務める大学にいくと桂馬と会い、南條遥について話す。南條との関係を聞くが知らないととぼける。そこに捜査一課が訪れると桂馬のマラソンコースの防犯カメラには一切姿が写ってなかった。しかし本人はカメラの写らないコースを走り、さらにコースもその日の気分で変えるとシラをきる。

カメラの写らないコースを確認するとカイトが「俺でも1時間半で走れる」と豪語したために実際に走って検証することに。しかし現場は坂道があったり工事現場があったりで往復で2時間。桂馬でも1時間で走るのは無理がある。彼女は嘘をついていることが分かった。

再び桂馬に話を聞く。桂馬は嘘をついていたことを認めるも本当は別の公園まで走っていたという。しかしそれは明らかに嘘。つまり嘘をつく必要がある。

角田課長が偶然、南條遥の写真をみると写真に写っている人物の一人はヤクザだと判明する。アポロン電機に話を聞くが南條遥の事は知らないといい、さらにお金を渡しているのが暴力団関係者と話すと「それは絶対にない」と関わりを否定する。帰り道陸上部の練習で南條遥が足にたまった乳酸菌をとるストレッチをしていた。
南條に話を聞くとアポロン電機の竹沢から教わったと話す。さらにカイトはジムで桂馬がマラソンに行った帰り、足のケアをしてないこと思い出し、ジムに確認をとると桂馬は3日間ほどジムに来ていなかったらしい。

桂馬にまた話を聞く。右京さんの推理によると桂馬は足に捻挫していた。そしてアポロン電機監督就任の条件として南條遥獲得が条件だったらしい。しかし、高木のもっていた写真は桂馬に監督を辞退させる武器となる。否定する桂馬だったが、そこでカイトはアポロン電機の竹沢を連れてくる。会社を辞めた桂馬と会社に残った竹沢。二人は絶縁と思われたが、実は二人は繋がっていた。

南條に桂馬を引き合わせたのも竹沢だった。竹沢は以前から南條の才能を評価し彼女が陸上を辞めようとしていたのを同じような経験をしていた桂馬に話をさせ立ち直らせようとしていたのだった。しかし、桂馬の監督就任を反対していた高木は暴力団関係者の写真で脅そうとしていた。そうなると才能溢れる南條を育てることはできない。更に暴力団とのつながりから南條が潰れる可能性がある。そこで竹沢は高木に考え直すように話をした。しかし高木は話を聞く気がない。それどころか高木が写真を仕組んだのではと考え、高木を殺してしまった。

桂馬に連絡し、急いで現場に駆けつけようとしたとき桂馬は階段から落ちて捻挫をしてしまった。現場で竹沢とおちあうと竹沢のアリバイを証明するために携帯のメールを利用してアリバイの偽装をした。そして桂馬は指紋を拭き取った後、高木の部屋の冷凍庫にあった血液を持ち帰った。
実は高木は竹沢の選手時代、練習後の乳酸菌の量を調べる為に竹沢の血液を採取したのだったかが、それはドーピングの証拠だった。高木は竹沢のドリンクに混ぜて知らず知らずのうちにドーピングさせられていた。ドーピングが発覚したら陸上の育成に関わることができない。それを証拠に言う事を聞かされていたのだった。さらに桂馬も高木にドーピングさせられそうになったが、竹沢が守ったのだった。そして桂馬に会社を辞めるように勧め、練習メニューを考えて桂馬を支えていた。オリンピックで銀メダルをとれたのは竹沢のお蔭と桂馬も竹沢の事を信頼していたから竹沢を庇おうとし、疑いが自分に向けられるように仕向けていた。

右京さんは「そうするしか方法が無かったですかね。残念です。」と一言。
事件後、南條に桂馬が監督就任後にプレゼントする予定のシューズを渡す。南條は
「夏の全国大会にこれを履きます。ずっと陸上を続けます」
と言い嬉しそうに去って行った。
カイトは「タスキはつながりましたね。」と言い、桂馬の想いは受け継がれていった