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気になる報道の備忘録

バイアスに気をつけましょう。
議論では相手の人格を大切にしよう。

本日の天声人語で、「天声」の正体がわかった。

 

本日の天声人語より

”黒縁眼鏡がトレードマークだった父上、安倍晋太郎氏…(中略)…▼外相在任中の著書『創造的外交をめざして』を開いてみる。首脳間のもてなしの大切さを説く一方、外交理念を詳述する。「日本が米国に依存していることで、あまり卑下すると日米関係を悪くする」「できないことはできないと説得する。それが大事」。いまに通じる教えだろう。…(中略)…▼抱きつき、泣きつきー。トランプ氏に対する度外れた厚遇ぶりには、そんな言葉しか浮かばない。骨のある外交哲学をもった晋太郎氏が健在だったら、ご子息の今回の仕事にどんな点数をつけるだろう。” (引用終わり)

 

「天声人語の開始は1904年1月5日(命名者:西村天囚)」

(詳細は朝日新聞「天声人語の歴史」をご参照ください)

 

だれかの解説を見て、ずっと「天の声を人の言葉で伝える」という意味だと思っていた。

本日の天声人語で、その意味がよく解った。
「『天』国にいる故人の『声』を朝日新聞が創造して『人』の言『語』で届ける」ということだった。
 
真面目に言うと
安倍晋三首相の父上は故人であるので、もちろん声は聞こえない。それを残した書籍から一般論を採用して記述し、そこから
「読者の脳裏に浮かぶ類推を膨らませる」
というかなり芸の細かい誘導を行っています。
 
「天の声」の正体は読者の心の声だったんですね。