インターネットが広く一般に使われるようになったのは、ブラスザーで簡単にウェブを見ることができるようになったから、と言われています。
誰かがブラウザーを作らなかったら、今のようにインターネットが利用されることはなかったでしょう。
いま、テレビCM などで 「続きはウェブで」 と言う言葉が普通に使われています。
この "ウェブ" という言葉、英和辞書を引くと、織物/編み物の次ぐらいに「蜘蛛の巣」とあると思います。
周知のことではあると思いますが、ウェブと言われているのは、 WWW(World Wide Web:「世界に広がる蜘蛛の巣」) の最後の Web(蜘蛛の巣) のことです。
「蜘蛛の巣」 は瞬く間に世界中に広がり、日本でも 96~97年にはビール会社など大手企業は既にインターネット条でキャンペーンを行ったりしていました。
蜘蛛の巣が広がった要因には、i-mode など、携帯電話から情報を参照できるようになったことと、2000年代に入って、ブログで自分の情報を発信できるようになったことで、利用者数が爆発的に増えたと思います。
FTTH など光ファイバーが家庭まで繋がり、携帯はスマホに替わり 3G、LTE と通信速度も劇的に早くなることで、「クラウド・コンピューティング・サービス」の利用が実現しました。
「蜘蛛の巣」をベースにした「クラウド(雲)」のサービスが始まったんですね。2005 ~ 6年頃には既にサービス化されていましたが、大手のクラウド・サービスを行っているセールス・フォースは 1999年に設立されていたそうですし、アマゾンは 2002年にクラウドのサービスを開始していたそうです。
「クラウド・コンピューティング・サービス」 ・・・ ちょっと長いため、単に「クラウド」と言ったり、「クラウド・サービス」などと言っていますが、ネットに繋いでその先に置いた情報がどこにあるかを意識する必要のないという意味で、クラウド=雲の向こうということなんでしょう。
日本語でクラウドと言っている言葉に、新しい雇用形態として、「クラウドソーシング」・・・これも長いためか、「クラウド」と呼ばれることがあります。
もとの英語は、クラウド・コンピューティング = Cloud Computing、クラウドソーシング = Crowdsourcing で、欧米人には Cloud と Crowd は全く異なる言葉に聞こえるようですが、日本語では L と R の区別が苦手でカタカナで書いてしまえば同じ言葉になっちゃいます。
このクラウドソーシングもウェブサービスのトレンドの一つであるわけで、
蜘蛛の巣 ⇒ 雲=クラウド・サービス ⇒ クラウドソーシング
と繋がっていると思うと、さて、次は何が出てくるのだろうと想いを廻らせてしまいます。
あくまで英語の世界でできてきた言葉を日本語に置き換えた時の偶然ではあるのですが、次に出てくるものが楽しみに思うのは私だけでしょうか。
