9月のZOOMあるふぁの会は、3人で活動しました。
 

最初に、10/30の「第10回暮らしに活かすアドラー心理学学習会」について、滑り出し好調なお申し込みの状況などをお知らせしました。

次に、8月下旬から受講しているEOLECTのコースについて、私と夫から感想や感じている課題などのお話をさせていただきました。パセージの著作権がアドラー心理学会から他の団体に移管されたので、心理学会としては新しく子育て学習プログラムを開発する必要に迫られて、EOLECTが作られました。

どうしてもパセージと比較してしまうのですが、テキストの構成や言葉の定義、文体など、違和感のある部分が多くて、すんなり入って行けているとは…ちょっと言えない私の現状です。新しいものへの順応がうまく行かないって、やっぱり「歳だよね」と思いつつ、メンバーさんから「比較するものが出来て、初めて分かることもありますよね。」という勇気づけをいただき、残りのレッスンをポジティブ思考で受講しようと決心しました。

残り30分ほどになったところで、先月準備していた「私とこうじぃの夏休み」ネタを使って、EOLECTで言われる「なかま」と「できる」を見つけるワークをしました。


夏休みの宿題の見直しで、「国語の問題本文を読まずに、設問からやり始める」というシチュエーションです。これね、まず「ばばちゃん、本文読んで~」とこうじぃが言ったところが第1の地雷、「自分で読まないとだめだよ!」の後、本文を読まずに設問からやり出すというところで第2の地雷、国語の問題に対する冒涜だろ!! で、こうじぃ爆死案件でした(苦笑)

「ばばちゃんを仲間と思っているので、『読んで』と頼めるのでは?」
「記憶力がよく、一度読んでいる文章なので、内容を覚えていて、設問からできるのかも」
「2回目は、設問をきちんと理解して、取り組もうと工夫をしているのかも。」 等々
いくつか「なかま」と「できる」が出された後、今後出来そうな工夫を考えました。


私のよくない癖で、相手の言ったことにすぐ反応して、相手がどんな風に考えているのか、そういう理解を深めるための質問ができていないことが多いのです。それで、こうじぃの考えを理解するための質問を考えました。


私の案:「本文を読まずに、問題の方から読むのは、どんないいことがあるのかな?」
…やっぱり「本文読めよ!」と圧をかけている私爆  笑


夫の案:「設問から始めると、どんないいことがあるのかな?」

ロールプレイもやってみて、明らかに違いがありました。「本文読まずに」と言った瞬間に感情はマイナスで、最後まで払拭出来ていません。一方、「設問から~」だと、フラットな状態で話し始めて、子供を理解しようとする質問になりそうな感じがしました。    

 

EOLECTのテキストで、レッスン4 「事実と意見を区別する」の中に「事実を話題にして聴く事で、新しい発見があるかもしれません。」という部分があります。「設問から~」の質問は、まさにここを使っていると言えます。ただ、「本文を読まずに」も私には事実と思われたので、事実を話題にする場合にもその中身にどんな感情を抱いているかは重要なポイントになりそうです。                                                           
最後に、学んだこと、感じたこと、やってみようと思うことを発表して会を終了しました。