東証大引け、10日ぶり反発 米株高きっかけ 前日の下げは埋まらず

14日の東京株式市場で日経平均株価は10日ぶり反発。

大引けは前日比211円48銭(2.34%)高の9261円81銭だった。

前日までの9日続落で9%強下げたなか、13日の米株式相場が

大幅上昇したことで自律反発機運が高まった。

東証株価指数(TOPIX)も10日ぶりに反発した。

13日の米株式市場では、著名アナリストによる金融大手ゴールドマン・

サックスの投資判断引き上げをきっかけに、企業収益の改善期待が台頭。

東京市場でも投資家心理の改善に寄与した。

ただ、前日13日の下げ幅(236円)を埋めるまでには至らなかった。

本格化する米企業の4~6月期決算を見極めたいとの見方から、

持ち高を一方的に買いに傾けづらい雰囲気が強かった。

東証1部の売買代金は概算1兆4783億円、売買高は同22億3296万株。

東証1部の値上がり銘柄数は1173、値下がりは445、横ばいは81だった。

公募増資の実施を発表したGSユアサは朝安後に上昇へ転じた。

公募株の価格が決定したオリックスとANAも上げ、明電舎や三洋電など

エコカー関連銘柄にも買いが優勢だった。

中国での増産が報じられた日産自や、収益が持ち直しているとの観測が

報じられたコマツの上昇が目立った。

半面、武田など医薬品株に値下がり銘柄が目立った。

東電や中部電など公益株も軟調。前日にぎわったサッポロHDが下げた。

東証2部株価指数は8日ぶり反発。ラオックスやオリコが上げ、森電機と

トーセイが下げた。