23日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに小反発。
大引けは前日比15円82銭(0.15%)高の1万0282円99銭だった。
企業業績の改善期待を背景とした買いが1日を通じて相場を支えた。
寄与度の大きい銀行株の下落が響き、東証株価指数(TOPIX)は
続落した。
市場予想を上回る米企業の決算が相次いだことで、
22日の米株式相場が上昇。
23日の東京市場でも日本企業の業績改善への連想が広がり、
朝方から買いが優勢となった。
外国為替市場で円相場が1ドル=91円台後半まで円安となり、
企業の輸出採算悪化への懸念が薄らいだ面もある。
ただ、積極的に上値を追うほどの勢いに乏しかった。
4~9月期決算発表の本格化を前に、内容を見極めたいとの
ムードが広がった。
目先の利益をひとまず確定する売りの勢いが後場中ごろから増し、
大引け間際には前日終値近辺まで水準を下げる場面があった。
東証1部の売買代金は概算1兆4063億円、売買高は
同19億9138万株。
東証1部の値上がり銘柄数566に対し、値下がりは957と上回った。
横ばいは163銘柄だった。
ファストリやソフトバンクなど日経平均への寄与度が高い
値がさ株の一角が上昇。
キリンHDが大幅高となり、中国経済の好調を手掛かりに
日立建機などが買いを集めた。
エコカー関連のGSユアサや明電舎も商いを伴って上昇した。
一方、三菱UFJなど3大銀グループがそろって下落。
東芝が反落し、野村の値下がりが目立った。
東証2部株価指数は反発。
アインファマがやビルト工が上げ、ラオックスと三菱総研が下げた。