週明け28日の新興企業向け株式相場は続落。
日経ジャスダック平均株価は大幅に続落し、終値(確報)は
前週末比11円55銭安の1232円87銭だった。
下げ幅は7月13日(25円95銭安)以来の大きさ。
一時1ドル=88円台まで進行した円高を嫌気して
日経平均株価が大幅に続落し、リスクを取りにくくなった
個人などが新興市場銘柄にも換金売りを急いだ。
東証マザーズ指数は大幅続落、大証ヘラクレス指数は
8日続落し、両指数の下げ幅も7月13日以来の大きさだった。
インターネット関連を中心に時価総額上位銘柄は総じて下落。
円高の影響を受けにくい業種とされるが、最近の上昇基調は
世界的な株高を背景にした短期資金による値幅取り狙いの
買いが中心だったため、資金の逃げ足も速いという。
環境関連と位置付けられる銘柄も、軒並み手じまい売りに押された。
一方で東証1部と同様、好業績と位置付けられる小売り関連の
一角に消去法的な買いが入り、短期資金の受け皿となった。
不動産関連など、このところ売り込まれてきた銘柄の一角にも
自律反発狙いの買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で124億円、売買高は3045万株だった。
楽天、セブン銀、Dガレージ、フェローテク、田中化研が売られ、
竹内製作所が円高を嫌気して値幅制限の下限(ストップ安)まで下落。
半面、JCOM、コスモスイニ、マクドナルドが買われ、社債支払い
猶予と第三者割当増資を発表した日本エスコンが値幅制限の上限
(ストップ高)まで上昇した。
主力株で構成するJストック指数は続落。
マザーズ指数の終値は前週末比16.46ポイント安の444.09だった。
サイバー、グリー、ミクシィ、ACCESS、Vテク、クックパッド、
OTSが売られ、CANBAS、スタートトゥが買われた。
ヘラクレス指数の終値は前週末比11.80ポイント安の594.82だった。
大証、ASSET、マネパG、日本通信が売られ、上場6カ月あまりで
下方修正を発表したJCLバイオがストップ安まで下落。
ハドソンが株式分割後の安値を更新した。
ダヴィンチがストップ高まで上昇し、Dダイニングが買われた。