昨日も94円ラインを中心とした、値幅の狭いレンジ内での
往来相場を続けていた。
オセアニアタイムで94円割れまで下落したドル円は、まずは
東京タイムで94.30円付近まで上昇、しかし欧州タイムに
入ると再度94円ライン割れへと逆戻りする往って来いとなった。
ただし94円ライン割れでは急に下値が堅くなるなど前日と
同様の動きを見せ、すぐに94円台へと反発している。
NYタイムに入ると米耐久財受注および米新築住宅販売件数が
予想を上回ったことから、ドル円は94円半ばまで再度上値を
拡大する動きを見せた。
しかし昨日はNYダウが様子見から軟調推移でスタートし、
発表直後に上昇したものの上値が押さえられたことで、
ドルのポジション調整を促した。
このためドル円はジリジリと売られる形となって再度
94円ラインに接近するなど、方向感がはっきりしない
ままで昨日の取引を終えている。
そして本日、イベント的な注目はNYタイムに予定される
新規失業保険申請件数と、そして米7年債入札が挙げられる。
どちらも前回発表時にマーケットを動意付かせたイベントで
あることから、マーケット参加者の目が集まっている模様です。
前回時に前者は事前予想に届かず悪化傾向が見られたことで、
リスク回避の動きとなって円高・ドル高で反応した。
一方で後者は、好調な入札から米長期金利が下落し、リスク
選好の動きから円安・ドル安が顕著になったという流れがある。
どちらも前回と同様の結果ならば、好悪が相殺されることで
膠着状態は続きそうだけど、どちらかに偏ることがあると
レンジブレイクの期待が高まることになりそう。
入札は特に水物であることから考えると、より注目なのは
前者の方でしょうか。
