5日の東京株式市場で日経平均株価は反落。
大引けは前日比122円48銭(1.18%)安の1万252円53銭と
安値引けだった。
事業規模の大きい主要企業による2009年4~6月期決算が
ほぼ出そろい、業績や景気の回復期待を背景にした株高基調に
一服感が広がった。
これまで上昇が目立った自動車セクターなどに目先の利益を
ひとまず確定する売りが強まり、ハイテクや銀行などにも
売りが広がった。
米国で週末にかけて重要な経済指標の発表が相次ぐため、
大引けにかけて買い持ち高を整理する売りも膨らみ、
相場を押し下げた。
東証株価指数(TOPIX)は14営業日ぶりに反落した。
4日に2010年3月期通期の収益予想を上方修正したトヨタが
下落し、市場全体に利益確定の売り誘う一因となった。
「収益底入れの状況は株価にほぼ織り込まれたとの認識が
相場全体に波及した」(中堅証券の情報担当者)という。
朝方こそ小高い場面もあったが、後場中ごろ過ぎはじりじりと
下げ幅を拡大する展開だった。
東証1部の売買代金は概算1兆4215億円、売買高は
同19億1614万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は全体の60%に当たる1024、
値上がりは同32%の538だった。横ばいは130だった。
ホンダや日産自など自動車株、豊田合やトヨタ紡織など
自動車部品株に値下がりが目立った。
エコカー関連の明電舎やGSユアサも下落。
みずほFGなど3メガバンクもそろって下げた。
半面、三井物が買いを集めて上昇。
大京、長谷工などマンション関連銘柄の一角も上げた。
塩野義など医薬品株にも値上がり銘柄が目立った。
東証2部株価指数は4営業日ぶり反落。ラオックス、
大幸薬品が下げた。
日立システム、岡野バは上昇した。
