東証大引け、9日続落 一時上昇も政治空白を嫌気、主力株に売り

13日の東京株式市場で日経平均株価は9日続落。

前週末比236円95銭(2.55%)安の9050円33銭とこの日の安値で引け、

5月19日(9038円69銭)以来約2カ月ぶりの安値を付けた。

9日続落は2008年6月19~7月4日(12日続落)以来ほぼ1年ぶり。

一時は自律反発狙いの買いで上昇したが、米主要企業の決算発表や

国内企業の公募増資価格の決定を控えて様子見気分が強かった。

後場寄り付き前後に麻生太郎首相が21日にも衆議院を解散し、

8月30日に投開票するこで与党内で合意したと伝わった。

総選挙までは上昇のきっかけがつかみにくいとの見方から、

主力株に買い持ち高を処分する目的の売りが膨らんだ。

日経平均先物が下げを主導し、指数への寄与度が高い銘柄に

裁定解消売りが出たことも相場を押し下げた。

東証株価指数(TOPIX)も9日続落。

10日発表の7月の米消費者態度指数が市場予想に反して前月を

下回ったことなどから前週末の米ダウ工業株30種平均が下落。

円相場が一時1ドル=91円台後半と上昇したことも嫌気し、

売り先行で始まった。

その後は日経平均の8日続落で値ごろ感が出たとの見方から、

上昇に転じる場面があった。

ただ、アジアの主要な株式相場が軒並み軟調だったほか、

下げに転じていた円相場が再び上昇したため買いは続かなかった。

東証1部の売買高は概算で23億5706万株と6月23日

(25億3287万株)以来ほぼ3週間ぶりの高水準になった。

売買代金は同1兆4645億円だった。

値下がり柄数は1525と全体の9割弱に達した。

値上がりは134、変わらずは40だった。

ファストリや京セラ、東エレクなど日経平均への寄与度が

高い銘柄が軟調。

三洋電やGSユアサ、明電舎などリチウムイオン電池関連

銘柄も大幅安となった。

ソニーやシャープ、日産自など輸出関連株も値下がりした。

一方、サントリーとの経営統合が伝わったキリンHDが急伸。

アサヒやサッポロHDなど同業にも買いが広がった。

米国で抗血小板薬の承認を得たと発表した第一三共も買われた。

東証2部株価指数は7日続落。

7日続落は2月5~24日(13日続落)以来5カ月ぶり。

森電機、ラオックスが下落した。

半面、ヨネックス、セコム上信越が上げた。