フィリピン人の英語の先生が話しているのを聞いて、割と早めに気づいたことは、有声子音が無声子音になっているこということである。とくにzの音が頻繁にsの音になる。例えば、usesが「ユーシス」に、goodsが「グッス」になったりする。また、scheduleは「スケシュール」となる。

 どうもフィリピン特有のアクセントらしい。IELTSスコアが8.0以上とか、英語力がわりと高い先生でもおしなべて訛っている。これがすこぶる聞きづらい。

 指摘するのも悪いのだが、やっぱり気になるのでどういうことか聞いてみると、やはり訛りであるので自分達では気がついていない。訛りに良い悪いもないのだよ、なんて言われる。まあそれはそうなのだが、英語の学校なのだから標準英語を教えてほしいところではある。