また風邪をひいた。4回目である。ひきすぎである。日本から持ってきた風邪薬も一瓶使い切ってしまった。ということでフィリピンの風邪薬を買う。
 日本の風邪薬は鼻水、頭痛、発熱などなど様々な症状に対応できる成分がまとめて入っているが、フィリピンでは症状によって薬が違う。つまり、鼻水が出ていればそれに対応した成分が入っているのを選べるが、出ていなければ解熱鎮痛剤とカフェインしか入っていないものを選べる。ここら辺使い勝手が良くて素晴らしい。確かに日本では、アセトアミノフェンだけが飲みたいのに、去痰薬やなにやら色々ほかの成分も一緒に取らなければならないのになんか気持ち悪さを感じていた。


 写真の通り、これにはカフェインとパラセタモール(アセトアミノフェン)しか入っていない。こういう薬が欲しかった。買って帰ろうかしら?
 しかも、アセトアミノフェンの容量が多い。1錠に500mgも入っている。一日三回飲めば1500mgである。アセトアミノフェンは1日3000mgくらいは許容範囲のはずなので、がっつり摂取してがっつり治せる。日本の風邪薬では9錠も取ってせいぜい900mg程度である。さらに飲んでもよいのかもしれないが、そうすると他の余計な成分をたくさん摂取してしまうことになる。こう考えても、やっぱりフィリピンの風邪薬のほうがずっと良い。