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話題作ズラリ! 田畑智子の主な出演ドラマ・映画
事務所スタッフは「救急搬送されたことは事実ですが、ただの事故です」と困惑。すでに本人とも連絡をとっており、現在、田畑は自宅で静養しているという。
同日夕方、フジテレビ系『みんなのニュース』(月~金 後3:50)が「自殺未遂か」と報じたことで所属事務所には問い合せが殺到、対応に追われている。
ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が、2日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)人気コーナー「ビストロSMAP」に登場した。中居正広が「W杯が終わった心境はいかがでしょうか」と問いかけると、五郎丸選手は「まず、僕がこの席に座っている時点でおかしいですよね」と笑うも、「W杯は僕だけじゃなくてチーム皆で勝ち取った勝利だったんで」と説明した。
中居が「なぜW杯で勝つことが出来たのだと思いますか?」と質問すると、五郎丸選手は「4年間しっかりとビジョンを持って、名将(清宮克幸監督)の下、しっかりトレーニングを積んだ結果だと思います。2019年に日本でW杯が開催されるということで、日本国内の環境を変えなきゃいけないという状況のなか、始まったチームだった。本当に皆が1つになった」と振り返った。
南アフリカ戦試合前の国家斉唱を聴いているときには、感極まって号泣していたという五郎丸選手。その理由について「ここまで来るのに平坦な道のりではなかったですし、支えていただいた方もいらっしゃいますし、小さいときから憧れている自分もいましたし、もうこみ上げてきましたね」と述懐した。
中居が「ラグビーのトレーニングは厳しいですか?」と聞くと、「厳しいですよ。朝の6時にはボートを引くような動きをするトレーニングをやって、朝食食べて寝ます。10時から練習して、2時からウェイトトレーニングします。合間に寝るんですね。3回目くらいに起きると、ここがどこなのかさっぱりわかんなくなります」とニコリ。また、中居が「食事はどうされているんですか?」と質問すると、五郎丸選手は「監督がたまにトラップをかけるんですよ。食事の時間にトンカツとかを置いておくんです。太っている選手が食べると『何してんだ』って怒るんです。自己コントロールできてるのか試してくるんです」と苦笑いをしてみせた。
なかでも番組を代表するコーナーになったのが「未成年の主張」である。V6のメンバーが実際の中学や高校を訪れ、その学校の生徒が屋上から下にいる他の生徒たちに向かって日頃言えないことを主張するというものである。V6のメンバーは、モニターでその様子を見ながらツッコミを入れたり、自分のことのように共感したりする。毎回最後の主張は片想いの相手への告白になるのがお決まりのパターンでもあった。
この『学校へ行こう!』への出演は、当時V6にとって自分たちの試金石と感じられていたようだ。メンバーのひとり井ノ原快彦は、番組開始当初「先輩のSMAPが『SMAP×SMAP』であんだけ高視聴率を取っているのに、「お前たちはダメだったか」と言われたくない」という思いがあったと述懐している。『SMAP×SMAP』が始まったのが1996年。その成功が間近にあり、彼らにかなりのプレッシャーとなっていたのがわかる。だから開始から1年4カ月を経てついに視聴率が15%を超えたとき、「やったあ!」という気持ちに井ノ原がなったというのもうなずける話だ(井ノ原快彦『アイドル武者修行』)。
そんなSMAPとの関係だけでなく、今月デビュー20周年を迎えたV6は、ジャニーズの歴史のなかでも興味深い特徴のあるグループだ。
メンバーは、年長組の「20th Century(トニセン)」(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦)と年少組の「Coming Century(カミセン)」(森田剛、三宅健、岡田准一)に分かれる。1980年代後半の光GENJIを思わせるグループの構成である。その点では、先輩の成功例にならったかたちであり、ジャニーズのひとつの伝統を踏まえていると言える。
ただもう一方でV6は、ジャニーズのパイオニア的存在でもある。1995年のデビュー曲『MUSIC FOR THE PEOPLE』は、「バレーボールワールドカップ」のイメージソングだった。これが最初となって、以後嵐、NEWS、HEY! SAY! JUMP、NYCboys、Sexy Zoneと同大会のイメージソングでデビューするグループが続くようになったことは、よく知られている通りだ。そこに、野球チームから始まったジャニーズとスポーツの深い結びつきという歴史的なバックグラウンドを読み取ることもできるだろう。
また、一人ひとりを見ると、他のジャニーズにはあまりない経歴を持つメンバーが多い。
例えば、最近は『ノンストップ!』(フジテレビ系)などで料理の腕前の達者なところを見せているリーダーの坂本昌行は、デビュー前に一度ジャニーズを辞めてサラリーマン生活を送っていた。『ウルトラマンティガ』でジャニーズ初となる特撮物の主役を務め。食通としても知られる長野博にも、Jr.を一度中途で抜けて専門学校に通ったという経緯がある。だからだろう、特にこの二人からはそういった経験がもたらす、包容力のある優しさが感じられる。そしていまや俳優として揺るがぬ地位を得た岡田准一は、往年の人気バラエティ『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)の企画「ジャニーズ予備校」出身である。つまり他の多くのジャニーズとは違い、Jr.時代を経ずにいきなりデビューした。
こうした異色の経歴を持つ三人に、『あさイチ』(NHK)でのMCぶりからもわかる通り抜群にコミュニケーション能力の高い井ノ原快彦、いかにもジャニーズ育ちの少年っぽいやんちゃさの匂いを残す森田剛、三宅健が合体したグループ、それがV6である。そこには、年齢だけではなくメンバーの個性面からもくる混成チームの魅力、優しさとやんちゃさの絶妙のバランスから生まれる静と動両面の魅力がある。ただ従来のジャニーズらしいやんちゃさの魅力だけでは、広い年齢層が見るゴールデンタイムでの『学校へ行こう!』の成功は難しかったに違いない。
さらに言うなら、この『学校へ行こう!』は、ジャニーズとテレビ史というより大きな観点からも記憶されるべき番組である。
1970年代後半、停滞期にあったジャニーズ事務所に再び勢いをもたらしたのが、たのきんトリオの三人、田原俊彦、近藤真彦、野村義男である。その人気に火がついたきっかけは、1979年に始まった『3年B組金八先生』(TBS系)への生徒役での出演だった。つまり、歌番組ではなく学園ドラマによって、現在のジャニーズ隆盛の礎は築かれたのである。
それ以降、1980年代にはジャニーズの人気者は学園ドラマから、というパターンが確立した。金八先生第2シリーズ(1980年)のひかる一平、『2年B組仙八先生』(TBS系、1981年)のシブがき隊の三人(布川敏和、本木雅弘、薬丸裕英)、金八先生第3シリーズ(1988年)の長野博、森且行などである。
こうしてジャニーズ出演の学園ドラマを年代順に見ていくと行き当たるのが、1991年放送の月9『学校へ行こう!』(フジテレビ系)である。金八先生を思わせる熱血教師役に扮したのが浅野ゆう子。そして生徒役として、CDデビュー直前のSMAP中居正広と稲垣吾郎が出演していた。
だが中居正広と稲垣吾郎、あるいはSMAPは、たのきんトリオのようにこのドラマ出演をきっかけに一気に人気沸騰とはいかなかった。それは本人たちの問題ではなく、ちょうど学園ドラマというジャンルが大きな転換期にあったからだ。
1990年前後に大型歌番組が次々と終了したことはこの連載でも前にふれたが、同時にこの時期は学園ドラマのトレンドの変わり目でもあった。この頃を境にして、熱血教師を中心にした王道の青春ものではなく、現実離れした設定や過激なストーリー展開を前面に出したものが学園ドラマの主流になっていく。例えばジャニーズが生徒役で出演した作品に限ってみても、1990年代にはいじめ問題をモチーフにした野島伸司脚本、KinKi Kids出演の『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(TBS系、1994年)、さらに2000年代に入ってからは、『ごくせん』の第1~第3シリーズ(日本テレビ系、2002~08年)、『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系、2005年)、『花より男子』(TBS系、2005年)、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系、2006年)などがあった。
V6の『学校へ行こう!』は、そうした学園ドラマの路線変更とともに、ジャニーズが人気者になるきっかけが学園ドラマからバラエティへと移り始めた時代、SMAPが先鞭をつけたその道をより確かなものにする大切な役割を果たした。だからこの番組がドラマ『学校へ行こう!』と全く同じタイトルであったことには、不思議な歴史的因縁を感じてしまう。また「未成年の主張」が、『人間・失格』に続く、いわゆる「TBS野島三部作」の最終作『未成年』(TBS系、1995年)に触発されて生まれたコーナーであることも、同時に思い出されるのである。
「トップバッターの浜崎あゆみを紹介する際、セリフを忘れて“ハイハイ”とやったのを皮切りに、天童よしみの曲名を忘れて固まってしまったり、審査員席にいた美輪明宏のコメントを途中で遮ったり、和田アキ子の歌を紹介する場面で“こんなメッセージが込められています”と言ったきり、内容を言わず、そのまま曲に入ってしまったり……。ミスを数え上げたらキリがありませんでした」(テレビ誌記者)
そんな綾瀬をNHKがなぜ起用したのか。表向きにはNHKが来年3月から3年間放送する大型ドラマ「精霊の守り人」への主演が決まっているから、ということになっているが、そればかりではない。司会者の迷走ばかりでなく、歌手の目玉もいないことから、「ダメダメ綾瀬の再挑戦を目玉にしよう」という思惑が見えてくるのだ。
「13年の紅白は綾瀬の失敗ばかりがクローズアップされていますが、実は視聴率でいったら、ここ10年で最高の44.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークしているのです。さらに、あるネットニュースの調査では“13年紅白で一番良かった人”を聞いたところ、ダントツで綾瀬が1位だった。綾瀬のトチリを白組司会の桜井翔が“最高でした”と言ったり、キムタクが“彼女らしくて満点”とフォローしたことで、結局、一番おいしいところを綾瀬が持って行った格好なのです」(芸能リポーター)
綾瀬自身も「もしまた司会をやらせていただく機会がありましたら、もっと練習して出たい」とリベンジを口にしたこともあり、NHKのオファーには所属事務所も二つ返事だったというわけだ。
「ホリプロとしては綾瀬が司会なら、当落ラインギリギリともっぱらだった和田アキ子を押し込むこともできるというソロバンもあったはずです」(NHK関係者)
苦し紛れのようでいて、実は巧みに計算された人選なのだ。
■朝と昼の「顔」も出演
原作は、社会現象となった「半沢直樹」で知られる作家、池井戸潤さんの同名小説。父が経営していた下町の工場を継いだ佃航平が、仲間とともに困難を乗り越え、ロケットエンジン開発の夢を追う姿を描いている。主演の阿部寛をはじめ、倍賞美津子、吉川晃司、杉良太郎…と、出演者もベテランぞろいだ。
さらに、TBSの朝と昼の「顔」といえる2人が出演しているのも見逃せない。佃(阿部)の元妻を演じる真矢ミキと、佃の工場を弁護する弁護士役の恵俊彰だ。真矢は朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」で、恵は昼の「ひるおび!」で、それぞれ司会を務めている。
■「狙っていない」はウソっぽい
阿部寛ら出演者は10月のドラマ開始前、番組宣伝のため「ビビット」「ひるおび!」に相次ぎ出演。共演者でもある真矢、恵と軽妙なやり取りを交わしていた。今回のキャスティングは、ドラマと帯番組を連動させ、3番組を盛り上げようという作戦なのでは…?
「『狙っていない』と言っても、ウソっぽいですよね」。TBSの津村昭夫取締役は10月28日の記者会見で、3番組の相乗効果を期待していることを認めた。
津村取締役は「2人ともMC(司会者)ですので、(ドラマを)視聴者に届ける『窓』を広げたい、というのはあります」と説明。その上で「もちろん真矢さんも恵さんも、役者として非常に魅力的」とフォローし、キャスティングに自信をにじませた。
■情報番組MC、異例の連ドラレギュラー
新ドラマの出演者がPRを兼ねて情報番組やバラエティー番組にゲスト出演するのは、ほかの民放局でも恒例化している。ただ、逆に、情報番組の司会者が連続ドラマにレギュラー出演するのは非常に珍しい。
最近では、NHK「スタジオパークからこんにちは」司会者の一人、戸田恵子が、連続テレビ小説(朝ドラ)「まれ」のナレーションを担当するケースはあった。NHKは以前からドラマと情報番組を巧みに連動させており、「あさイチ」司会者の井ノ原快彦と有働由美子アナウンサーが、直前まで放送された朝ドラの感想を言い合う「受け」への期待は大きい。「宣伝しすぎ」との批判も含めてドラマへの関心を高めているのは事実だろう。
今回のTBSの戦略をNHKに例えれば、井ノ原や有働アナを大河ドラマにレギュラー出演させるようなもの。こう比較してみると、TBSはNHK以上に大胆、といってよさそうだ。
■「3匹目のどじょう」狙う
TBS系「日曜劇場」といえば、半世紀以上の歴史を持つ伝統枠。重厚なドラマも数多く放送され、今年4月期の「天皇の料理番」も、数々のドラマ賞を受賞。インターネット上では「(同じ日曜の午後8時に放送されている)NHK大河よりも大河っぽい」といった声も上がっていた。
TBSの津村取締役は、NHKへの対抗意識は「特にない」としつつ、「日曜夜は、学校や会社を明日に控えた視聴者にとって、元気の出るドラマを届けていきたい」と強調。平成25年7月期の「半沢直樹」、昨年4月期の「ルーズヴェルト・ゲーム」に続き、池井戸ドラマで“3匹目のどじょう”を狙うTBSの本気は、どこまで通用するか-。
(文中の視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)
【写真】8日の第4話にゲスト出演する戸次重幸。安田顕と対決も
原作は池井戸氏の直木賞受賞作。宇宙科学開発機構の元研究員で、実家の町工場・佃製作所を継いだ佃航平(阿部)がロケットのエンジン開発に情熱を注ぐ姿を描く感動エンターテインメント巨編。池井戸氏原作をドラマ化した「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」を手掛けた脚本・八津弘幸氏、演出・福澤克雄氏が三たびタッグを組んだ。
第3話は、佃製作所が特許売却か使用契約かを帝国重工に返答する当日。いずれにしてもバルブシステムの使用権利を手に入れ「スターダスト計画」の遅れを取り戻したい財前(吉川晃司)と富山(新井浩文)だったが、佃(阿部)は財前が予想だにしなかった提案を示す。一方、ノーリスクで多額の金を得られると思った江原(和田聰宏)迫田(今野浩喜)真野(山崎育三郎)ら佃製作所の若手社員は、財前に示した佃の提案を聞くと一転「自分の夢のために会社を私物化するな」と詰め寄る…という展開だった。