七田式アルファグループ、
講師のAIです。
ブログをご覧いただき
ありがとうございます。
今日は代表の辻本より、
５月の教室だよりから
お届けいたします
前回のお話はこちらからご覧ください↓
さ〜ぁ、いよいよ
証人尋問が
始まりま〜す
まず最初は
【検察側証人尋問】
からですよ。
注:盗賊一家はその後逮捕され、
全員刑務所に入っている。
「検察側証人
盗賊一家の長男」
家族みんなで
お父さんの誕生祝いをしてたとき、
窓ガラスを割り、
突然ロバたちが
おそいかかってきたんだ。
ビックリして、
みんなで逃げ出した。
夜中に様子を見に
こっそり戻ったら、
見つかって、
おんどりにつつかれ
猫に引っ掻かれ
犬に噛みつかれ、
ろばには蹴っ飛ばされ、
エライ大怪我をした
家を取られて、
家族は橋の下で
寒さをしのぎなから
野宿生活をしていたけど、
1ヶ月くらいして
お父さんは風邪をこじらせて
死んでしまったよ
ロバたちのせいで、
お父さんは満足に食事もできず、
暖かい寝床も奪われて
死んでしまったんだ
【弁護側反対尋問】
「弁護人」
あなたたち盗賊一家は、
50軒もの家に泥棒に入り、
窃盗の罪で
指名手配されていましたね。
貧しい家庭からも
容赦なく盗みを働いて、
そのお金で家も建てたんですね。
「検察側証人
盗賊一家の長男」
悪人だったら、
どんな目に合っても
構わないと言うのか
「弁護人」
そんなことは言ってません
私が言いたいのは、
ロバたちに襲われたとき、
なぜすぐ
警察に通報しなかったのか、
ということです。
「検察側証人
盗賊一家の長男」
それは…。
「弁護人」
すぐ通報すれば、
家を失うことも
お父さんの具合が
悪くなることも
なかったのではありませんか
通報しなかったのは、
あなたたち自身が
逮捕されることを
恐れたからでは
お父さんが亡くなったことを
ロバたちのせいにするのは、
おかしいんじゃありませんか
【弁護側証人尋問】
「弁護側証人 猫」
年老いて、ネズミを
捕まえられなくなった私は、
飼い主に川へ投げ込まれ、
殺されそうになりました。
なんとか逃げ出したものの、
これからどうしたらいいか
わからず困っていたときに、
ロバに出会いました。
ロバは、
「君はその爪で
ギターを弾くのが
とても上手だ、
一緒にブレーメンに行こう」
と、熱心に
誘ってくれたんですよ。
ロバは、どこにも
行くところのない私たち
(犬・猫・おんどり)に、
生きる希望をくれたんですよ
「弁護人」
だからあなたたちは、
ロバの身元引き受け人に
なると申し出たんですね
「弁護側証人 猫」
ハイそうです。
私も、犬もおんどりも、
何とか新しい仕事が見つかり、
小さな家を借りて
一緒に暮らしています。
ロバは身体が
弱っているので、
私たち３人が面倒をみます。
私たちは、
ロバの力になりたいんです
さて、ここまでの
「検察側証人
盗賊一家の長男」
の証言と、
「弁護側証人 猫」
の証言を聞いたけど…。
君は、どんなふうに感じ、
どんなふうに考えたかな
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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