前回はエンジンの取付に関する話題でしたが、今回の始まりもエンジン部分でスタートします!


旅客機プラモを製作される皆さんでしたら見たことがある方も多いと思いますが、エンジンカウルの胴体側部分には板のようなパーツが装備されています👀


名称は「NACELLE CHINE」もしくは「ENGINE STRAKE」とも呼びます!


モデラーの皆さんがフィンや整流板、突起?等と呼ばれているあの部分ですね👍



このNacelle chine(ここではこちらを採用します)の役割はズバリ、エンジンナセル形状が作り出す気流の乱れを整えて主翼に流すということです!


エンジンナセルで乱れた気流がそのまま主翼へ流れると悪い影響を与えます💦特に離着陸時に迎え角が高くなる際は、この乱れた気流が失速の発生をもたらす可能性があるそうです…(^_^;)



それでこのパーツが装備されています!

プラモデルでプラバンから切り出して作ると小さくて手間ですが、飛行機にとっては重要な役割があるのでキチッと作りましょう👍




続いては、主翼の翼端に注目してみたいと思います😊

皆さんご存知ウィングレットは翼端が上に曲がっているBlended typeと、翼端方向へ延長したRaked typeがあります!



※ネットより拝借(Raked type)


※ネットより拝借(Blended type)

ウィングレットの役割は巡航中の全抵抗の約4割を占める誘導抗力の抑制が可能で、巡航性能を向上させるものです✨️


誘導抗力?

つまりは、飛行中の飛行機の抵抗のこと(チョーざっくり)です(^_^;)






巡航性能は上がりますが、デメリットとしては機体重量が増加したり、前の記事で触れたフラッター(振動)を起こしやすくなるので、取付効果を見極めたうえで装備する必要があるとのことです!


旅客機プラモで言えば、折れやすい…パーツですね💦

ここが折れるとカッコ悪くなるので気を遣うポイントです😂



次がこの記事最後のネタです!

皆さんは特にB767でノーズギアの格納ドアが地上において少し開いていることをご存知でしょうか??

マニアの方には有名ですね👍ここを1/200で表現しようとするとオーバースケールになりやすかったり、カット面がギザギザで汚くなりやすい箇所で表現に苦労する部分です!

僕は無視してデカール表現としています(^_^;)


では、なぜ、ノーズギアの格納ドアが少し開いているのでしょうか?設計ミスなのでしょうか?


これは整備さんから伺った内容ですが、設計ミスではないそうです👀

B767のノーズギア支柱と格納ドアの開閉は連動しているようで、地上では格納ドアに遊び(少し開いた状態)がないと破損に繋がる可能性があるとのこと👀
例えば、プッシュバックなどでノーズギア支柱へ圧がかかると、微妙に格納ドアは閉まる方に動くようです。
トーイングからの圧力でドアが閉まる方向に動くなら、遊びがないと壊れそうなイメージは湧きますね?(^_^;)

えっ!?
これって設計段階から何とかなったんじゃ…設計ミスって言うんじゃないの?!💦

あっ💦



と言うことで、今回はここまでとします!
ありがとうございました😁