またも通勤時間を利用しての暇つぶし、夢物語の記事を書いてます。お付き合い下さいm(_ _)m


旅客機プラモについて考える前に、そもそも旅客機自体はイチ公共交通機関として当然のように利用され、ほとんどの人には馴染み深い乗り物であると思っています。

馴染があるものには親近感とある程度の愛着を持つ人が多いはずです。


空港などで完成品モデルを多く見かけるようになったのも、飛行機に乗ったり見たりするとカッコイイ!手元に置いておきたい!と思わせる魅力があるから…なのではと推測します。


旅客機ファンの需要の多くは、プラモデルから完成品モデルへ流出しました。1990年代前後には完成品モデルが主流ではなかったこともあってか、ハセガワを例に取ると、大変多くのバリエーションで旅客機プラモの販売がされていました。

「多くの」というのは様々な機種&そのシリーズ、国内外を含めた航空会社、特別塗装機…スケールも1/400、1/200、1/144が次から次へと販売されていました。

童友社では1/100でも販売。


なぜ旅客機プラモから航空ファンが離れたのか、推測してみました。旅客機プラモの弱点でもあると思いますが…


手軽にカッコイイ模型が欲しいはずなのに、

①貼り合わせ面処理が初心者には難しい

②思うような処理が出来ず、汚くなりモチベーションが低下する

③ツールを買い集めるのが大変。どれを購入して良いか分からないし、何が必要なのかもイマイチ分からない。

④結果、空港で見るような綺麗な機体に仕上がらない。

⑤デカールが難しい。すぐヨレる、シワになる、破ける

⑥塗装のハードルが非常に高い。マスキングが難しい、塗装ツールが高額、使い方が分からない、エアブラシで失敗する

⑦総合的に面倒くさく、上手く作れず心が折れる、求めるクオリティーに到達しない。


一般的にプラモデルは貼り合わせ面が目立ち、デカールグチャグチャで、完成しても「はい、プラモ作りましたよ?」けど所詮プラモでゴミ箱直行便ですね?みたいな印象を持ってる方が多いと思います。

たまにクオリティーの高い作品を素人が見ると「えっ?これプラモデル?!」という言葉を聞くことがありますが、その度に一般的なプラモの印象はこうなんだろうな…と感じます。


だから、手軽に手に入る完成品へ流れる。


プラモデルは面倒臭さをゆっくり楽しむ趣味だと思います。ですので、上記の弱点を言い出すと本末転倒。旅客機プラモ市場は伸びなくて当然かと思います。


プラモデル市場で最も大きいのが、カーモデルと言われています。旅客機プラモは本当にマイナーなジャンルです。


模型メーカーは企業としての利益を追求する必要がありますので、利益の出ない旅客機プラモ新作を販売するのは大きなリスクを伴うのだと思います。

A350が販売されません。日本ではJALだけしか飛ばしてませんので、販売するとなるとJAL機になります。

しかし、一社だけでは買い手の需要が模型メーカーの求める数に到達しないと予想されるので、生産コストに見合わないと判断され、製造に行き着かないものと考えます。


先日の記事にも書きましたが、だったら自分達で旅客機プラモの弱点を少しでも克服したキットを開発して販売することが出来れば…モデラーや航空ファンの心を掴む組やすさとクオリティーを持ち合わせたキットを作ることができれば…

旅客機プラモ界隈が再び盛り上がるのではないか…いや、盛り上がってほしいと思っています。


ノウハウも何もない今の自分に出来ることは、3Dプリンターでの製作を勉強し、まずはパーツの生産を目指すところから…かなと思っています。


それも今の生活リズムと趣味に充てる時間でどれ程できるかは未知ですが(^_^;)

どなたか一緒にやりませんか?(笑)


話は全く変わりますが(笑)

個人的にJASブームが到来してます😂数年に1度はJAS機を作りたくなります。

あのカラフルで、どこかレトロで、機種もDC9シリーズ、A300シリーズ、DC10、YS11とどちらかというとマニアックなラインナップが好きです。




JALANAのプラモで溢れる世の中ですが、ここで敢えてJASを作ることで、展示会などで20年ほど前まであったJASが並ぶ世界を再現出来れば…と思っています。


ご賛同いただける方がいらっしゃれば、一緒にJAS機(架空機種含む)を製作し、いつの日かの展示会で並べませんか??Xでの投稿でもJAS機を見ると個人的には「おっ!」と思います!!








宜しくお願いします!

以上です。