続きです。
オービターの翼端の様子です。かなり厚みがあるように見えますね。
この巨体を支えるにはこのくらいの強度が必要なのでしょうね。オービターは帰還時に大気圏に突入後はグライダーと同じく滑空してケネディー宇宙センターへ着陸してました。滑空率はかなり大きかったらしいですが、vertical speedの値は不明でした。
オービターの尾翼です。上空ではラダーの役割を果たし、着陸後はこのラダーが左右に開きグランドスポイラーになります。
さらにラダーの下の平面状の部分からドラッグシュートが出て来て減速させます。
翼上面の様子です。飛行機で言うスピードブレーキのようなパネルが見えますが、これはスピードブレーキでもグランドスポイラーでもないようで…NO STEPは見えますが結局何の部分かは分かりませんでした(^^ゞ
オービターにはフラップはなく、後端部分はエルロンとして機能してたようです。内側エルロンと外側エルロンで速度の違いで使い分けしてたのでしょうかね…
オービターのタイヤです。
飛行機と同じく溝が施してありゴム製でした。
オービターでのチェックリストです。
飛行機のチェックリストと読み方やチェックリストの流し方は変わらない感じでした。
模型もいくつかありました。
こちらはスペースシャトル計画の実験段階でオービターの滑空実験をした時の様子です。B747の上にオービターを装着して上空で切り離して滑空性能を測ったらしいです。
館内には他にも衛星やシャトル内での食生活の紹介、チャレンジャー号とコロンビア号で殉職した宇宙飛行士の紹介や事故機の残骸の展示もありました。
スペースシャトル館も見応え十分でした。
ここには子供も楽しめるアトラクションがいくつかあり、見るだけではなく身体を動かせるようなエリアもありました。
しっかり見ると所要時間は1時間半は欲しいところです。
次へ続きます。