エンジン工作を進めていきます。


どの機種も該当しますが、カウル&ノズルの後端はプラの厚みが目立ちます。ここを削ると実機感を演出できると思います。

多くの方が既に実施されるメジャーな工程かとは思います。


下の画像は処理を施していない状態。後端にプラの厚みがお判りでしょうか。



ナイフで厚みを薄くするように削ると下の画像のようになります。
画像が粗くてスミマセンm(_ _)m
薄くなったのがお判りだと思います。


続いて、インテーク部分を着目していきます。
以前、B767の時も記載しましたが、744のエンジンインテークの厚みも薄い印象を受けます。

厚みの出し方は、①パテ盛りして厚くする、②プラパイプを挿入する、③0.3mmプラバンを丸めたものを接着する、この3手段が工作しやすいかな?と思います。

僕は③を採用して進めています。

①パテ盛り作戦だと個人的に綺麗に削るのが苦手で、ボコボコ波打ちしやすく綺麗なインテークを作るのに手間がかかるので…(下手なだけデス)

②プラパイプ作戦は、エンジンの内径に合うプラパイプを探すのが大変ですし、プラパイプ自体に厚みを持っている事が多く、インテークの厚みが厚くなりすぎるので、プラパイプの内径を削る必要が出る場合があります。
ただし、エンジンインテーク内の合わせ目消しの必要はなくなるメリットがあります。

③プラバン作戦はインテークに丸みを付けたプラバンを貼り付けて厚みを出します。予め細長い棒に0.3mmプラバンを巻き、丸みのクセを付け、それをインテーク内部に接着します。
長所は程よい厚みを持たせることが出来る点です。短所は合わせ目消しが必要であり、パテ盛りを何度か繰り返して綺麗な処理が要求される点です。


さらに上の画像の通り、プラバンとインテークの接着面に隙間が生じる場合が有るので、確実に接着させて、パテ盛りかイージーサンディングで対応する必要が出て来ます。
ここに隙間があると、一気に台無しになります。

B744の胴体中央に装備されるギアパーツは接着すると微妙な段差が生じます。
(ちなみに、実機でこのギアがなかったら尻もちをつくらしいです。747元乗員からの情報です)

上の画像の部分、中央にある赤で囲った部分です。胴体本体より、わずかに下に凹む状態です。ここはパテ盛りすると削るのが大変そう…(ギアドアを削り落とせば良いのですけどね笑)
処理の手間が少なさそうな、0.3mmプラバンをはめ込み、合わせ目処理をすることで今回は決着をつけました。

拘るなら、ここのギアドアも1度切り飛ばした方が良いと思います。僕は今のところやってませんが(^_^;)
ギアドアは実機と比較すると形状も厚さも違います。なので、プラバンで作り直したほうが実機感は損ないません。しかも、上記の段差消しも楽になります。

じゃー、なぜそうして無いかと言うと…単に妥協と言うか、見なかったことにしてると言うか💦気が向いたら加工します…


胴体は主翼を接着して、合わせ目にパテ盛り処理してサフを吹きました。





パッと見た感じは合わせ目消しが終わってるかのように見えますが、よく見るとマダマダ(^_^;)
客席窓もヒケやパテがボコッとクレーターみたいなのが出来てたり…
主翼付根もまだ接着した部分が認識出来てしまう状態なので、更にパテ盛りすることになります。

この過程がなかなか精神的にもシンドイところですが、グッと我慢して淡々と進めていくしかないところです。

前縁の裏側は、0.2mm真鍮線で何となくでっち上げしてみました。ここからまた伸ばしランナーか何かでスラットの支えをでっち上げて行こうと思ってます。


ちなみにDC-10も同じような進捗になっています。



今回は以上です。