前回はプラバンを使用した加工をご紹介しました。今回はその続きです。


主翼と胴体の接続部分に少し手を入れてみました。まずは実機画像から見てみます。



問題となるのは、赤矢印部分ですね。

ハセガワキットではこの辺りは再現されていません。そのまま組むと実機とは異なる形状になります。(異なると言いながら、目立つ箇所ではないのでスルーしても良いかとは思いますが。。)

そこで、0.3mmプラバンを貼り付けてパテ処理をすることで形状を近付ける作戦に出ました。

汚く見える画像ですが。。(^^ゞ

続いて、上面側はこうなってます。



ハセガワキットでは上面側については微妙に再現されてますが、厳密に見ると形状は実機と異なります。なので、一度削り落としてプラバン&パテで加工してみました。


続いて、翼端灯と燃料投棄用ノズルに着目します。
まずは実機画像の確認です。



以前もご紹介していますが、燃料投棄用ノズルの追加とB767-300ER WL機は翼端灯の追加加工もしています。

とは言いつつプラバンを突っ込んだだけです。
ここもWL装備ERの場合は特徴的な部分なので、再現すると一段と違って見えると思います。

続いて、再びエンジンを見てみます。
加工は前回もご紹介した通りです。

インテーク内部はプラバンを貼り付けているので、リップ部分にプラバン&キットとの間に万が一隙間がある場合はパテを塗り込んで処理します。更にリップ部分は紙ヤスリで丁寧に丸みのある形状を目指して処理します。
ここは目につきやすい部分なので結構大切な作業です。

続いて、エンジンパイロンの形状です。
そのままだと、とてもダルく見えますのでヤスリにてシャープな形状に整えます。


あとはここにも0.3mmプラバンを入れてます。


実機はこうなってます。


ということで、胴体、エンジンについては一通りの加工が終わったので、全体を800番→1000番→1500番紙ヤスリで処理して表面を整えました。


次は形状微修正を施した後、1回目のグレーサフに入ります。
ここまで処理してもきっと合わせ目処理や窓埋めなど不十分な所が見つかり要修正になるんです。。。(^_^;)

今回は以上です。