今回はプラバンを用いた加工を行います。


僕が普段使用しているプラバンはタミヤから販売されている0.5mm、0.3mm、プラペーパーの3種類です。

必要に応じて適宜使い分けています。


まずはエンジンから加工していきます。



まず実機画像から確認します。


エンジンノズルはカウル後端から排気口までほぼ直線的な形状をしてるように見えます。


一方で、ハセガワキットのものはやや丸みを帯びています。

画像のパーツは一度紙ヤスリをかけていますが、それでもどこか丸みを帯びた印象です。


これを少しでも直線的に見えるようにヤスリを当てて修正しました。
※画像は先に工程が進んだものを使用してます。




続いて、ハセガワキットでは再現されていない形状をプラバンを使用して再現してみます。



まずはエンジンパイロンとカウルの接続部分。

ここはカウルに対して滑らかに繋がるというより、パイロンという別のパーツが接続してるので、そこを如何に再現するかがポイント。
キットのままだと、カウルとパイロンが1つのパーツとしてしか見れない状態です。

なので0.5mmプラバンを貼り合わせ、パテで修正をしてみました。0.3mmでも良いと思いますが、僕は少し厚めの状態から削って調整する方法を採用しました。

実機でも本当に小さな段差なので、模型でオーバースケールになりやすいです。その辺りの塩梅を考えた加工が難しいです。

続いて、エンジン下面のフィン??を加工しました。

ここは0.5mmプラバンを使用してます。単にプラバンを貼り付けるのではなく、ここの形状も実機を良く観察してプラバンをある程度成形して貼り付けています。


続いて、エンジンカウル後端にある小さなフィン??の再現です。
赤文字の部分です。

ここは0.3mmプラバンをカットして形状を整え、貼り付けた後、パテで修正を加えています。
下の画像、上の赤丸の部分。

更に。。。
下画像の赤丸部分も0.3mmプラバンで再現してみました。


加工が終わると、全体を800番、1000番、1500番の順に紙ヤスリを当ててます。


続いて、主翼付け根です。
下の画像の部分を再現してみます。


ここには0.3mmプラバンを貼り付けてみました。0.5mmだと厚すぎます。



この後、パテ盛りをしてヤスリがけで形状を修正していきます。

今回は以上です。