今回は細々とした作業を少し進めました。

 まずはB767-300ER WLの補強。




キットのダボだけだと不安なので、0.4mmピンバイスで開口して、0.3mm真鍮線を入れました。2箇所真鍮線を入れれば良かったのですが、一箇所はプラのダボに託すことにしました😂(ただ面倒になっただけです。。。)

WLはこのあと、瞬間強力接着剤で接着してます。

続いては、エンジンの下準備。



毎度お馴染み?のエンジンカウル後端の厚みが気になるので、ナイフで気持ちばかり削りを入れて、少しでも薄くなるように加工しました。

あまり削りすぎると、カウル後端がギザギザになってしまうので、注意が必要です。

続いて、インテーク内部の厚みを出す加工を施します。




僕はいつも0.3mmプラバンを使用してます。
B767やB747-400ですと、2cm×8mmにカットしたプラバンを使用してます。
インテークにフィットさせるためには、プラバンを曲げる必要があるので、前回ご紹介したスジボリ用ニードルの持ち手部分に巻き付ける形でプラバンを曲げています。

そうすると割りと綺麗にフィットするので、強力接着剤で貼り付けます。
パーツに対して、プラバンがやや大き目になるので、接着剤が乾燥したらヤスリなどで余ったプラバンを削り落としてパーツ貼り合わせに備えます。

肝心の厚みですが、やや薄い印象かな??と感じなくもないですが、実機のスケール感を考えると、そこまで悪くないと思います。

パテを使用して厚みを得る方法もありますが、厚みが不均等になりやすく、個体差が出やすくなるので僕には難しく今のところプラバンでの対応で進めています。


続いて、エンジン排気口の加工です。
キットのままだと、排気口の中央からスティックがハミ出て見える構造になっています。
実機画像では、表からはスティック状のパーツは確認出来ないので、カットしました。


実機画像は航空自衛隊所属機ですが、見た目は同じです。

汚いですが、大雑把にカットした状態。
このパーツの内側から1cmピンバイスで開口して、そこからナイフやヤスリなどで加工しました。
多少汚くても、つや消しブラックなどで塗装して目立たなくなります。


排気口を貫通させたということは、エンジン内部が見えやすくなるので、エンジンカウル内部と、ファンブレードパーツの裏側をつや消しブラックで塗装しておきます。

最後にB767-300ERの外側エルロン付近に存在する燃料投棄用ノズルの製作です。

まずは汚い画像からm(_ _)m


いつもは0.5mm真鍮線を使用してますが、今回は伸ばしランナーで表現してみました。

伸ばしランナーだと適切なサイズに加工するのが難しいですが、慎重にランナーを伸ばして作りました。
若干太くなったので、適当にヤスリがけをして細くしました。

伸ばしランナーのメリットは太すぎたら、削れば適切な太さに調整出来る点ですが、デメリットは折れやすい(早速折れました。。。)
パーツ上の微妙なカーブを作りにくい点かなと思いました。
燃料投棄ノズルは排気口そのものは機軸に対して平行な角度で伸びてますが、取り付け位置はエルロンの形状にリンクしているので、途中で角度が変わります。
それを伸ばしランナーで再現するのは僕には難しかったです😂



ということで、今回は以上です。