今年でANAのB767型機が日本就航で40周年を迎えるとのことです!やや遅れて導入されたJALのB767もほとんど40年近くの運航になります。


あくまで型式としての年数ではありますが、偉大とも言える貢献年数ですね😀

ちなみに型式とは、「構造上、操縦に二人を要する航空機」に指定されるものです。



今回はTwitter上にて「B767へ愛を込めてプラモ祭り」と言う名前で祭りを開催し、B767ファンによるB767を盛り上げる場を設定してみました。

B767ファンは多いようで、有り難くも多くの方に反応を頂戴しております。

改めて御礼申し上げます。ありがとうございます!



前置きが長くなりましたが、B767のキットを製作して参ります。お付き合いのほど、宜しくお願いします。



今回はB767-300ERを同時製作する予定です。
1機はJALのJA614J JALディズニー40周年を記念した特別塗装機。(デカールが失敗したら、別の仕様に変えます😂)
東京ディズニーランドも40周年とのことですね!
もう1機はANAのB767-300ER WLで行きます。



まずは胴体から。
と行きたいところですが、僕は主翼の張り合わせから始めます。



張り合わせたついでに不要な隙間にパテを投入しました。

次に胴体です。
が、いきなり張り合わせることはしません。
ここからは完全に個人の好みの作業です。

主翼を胴体に仮差し込みして、上反角を決めたらマスキングテープで主翼を固定します。
その次に胴体内側に出てくる主翼のダボの上面部分を固定する感じで0.5mmプラバンを下の写真のように重ねて接着していきます。
プラバンを重ねた部分には強力接着剤を沢山流して、剥がれないように対策を施します。

水平尾翼側も同様です。


この作業で、主翼を差込式にするにせよ、接着してパテで隙間処理をするにせよ、しっかり胴体と主翼が固定されて接着強度が増したり、はめ込み式でも毎回同じ上反角を得てピッタリはめ込むことが可能になります。

続いて機体内側をつや消しブラックで塗装しておきます。個人的に不要な気もしますが、極稀に内側が透けてるような気がする時があるので念のため。


その後、今回はマスキングテープを窓に貼付け、マスキングテープの縁に接着剤を流し込んで固定しています。

窓埋め方法は数種類の方法があると思いますが、今回はこの手法を採用しました。



機首に入れるオモリはハセガワオリジナルのオモリに加えて、魚釣り用の小さなガン玉を入れています。

将来的に鉛がプラに影響しないように、マスキングテープで念のため包み、更にコクピット部分が埋まる程度のエポパテを敷き詰めて、そこにガン玉を埋め込みました。

機首のオモリは重すぎると後々、宜しくない影響を与えることがあるので、極端に重くしないように気をつけています。

とは言いつつも、色々加工していくと、ある程度の重さになってしまいますが。。。。



ここまで終ると、ようやく胴体を張り合わせますが、いきなり張り合わせず、接着面となる部分には一応ナイフの刃を擦るように当てておきます。
更にコクピットウィンドウの接着部分も丁寧にバリを取ります。
意外と毎回ここのバリは影響が大きいので、しっかりナイフを入れておきます。


このような接着面の処理をしないと、微妙な凹凸で綺麗に接着せず、隙間の原因にもなり得ます。また、パーツが綺麗に所定の位置にハマらず力が入り破損の原因にもなります。

接着面の処理まで終わると、瞬間強力接着剤を接着面に使用して貼り合わせます。
コクピットウィンドウもこの時点で接着します。

僕は張り合わせたら、マスキングテープを合わせ目に貼り、暫く固定しています。

接着剤が乾いたら、客席窓とパーツの合わせ目にポリパテを爪楊枝で練り込みます。

パテが乾いたら400番紙ヤスリで処理をします。


客席窓の穴埋めや、パーツの合わせ目消しは一度では終わらないので、この辺りは精神的にキツイですが3回目で消えたら良いなくらいの気持ちで取り組むと良いかも知れません。

今回は以上です。