今回は脚まわり&アンテナ、フィンの製作です。


脚まわりは以前に書いたように、支柱短縮加工を行った上で、パーツのバリをナイフで除去、グレーでの塗装、エナメル黒で軽くウェザリングを施しています。



タイヤについては以下の通り、作業しました。 


①パーツの切り出し

②タイヤの接地面に当たる部分でバリが発生しているので、600番紙ヤスリ→1000番紙ヤスリで処理しました。

このバリを除去するか否かで、印象が少し違ってくると思います。また、接地させたときに、微妙なバリの影響で綺麗に接地しない場合もあります。 


③タイヤホイールの塗装

塗装の時に問題となるのが持ち手です。僕は二通りを使い分けています。


その1。。。

→爪楊枝の先端を適当にカットしてダボ差し込み口に差し込んで塗装する。これは機種毎に穴の直径が違うので、アジャストさせるのが難しいですが、例えばB3〜B6のメインギアであれば、とりあえず4mm先端をカットしてみて、合わなければ少しずつカットして調整する形を採っています。なお、よく作る機種(B6、B7など)は爪楊枝を使い回すので、使い終わったら紛失しないように新しいキットの箱に収納しています。



その2

→割り箸に両面テープを貼り付けて固定する。

この手法は片面ずつしか塗装出来ませんが、爪楊枝に刺して塗るよりも塗りやすく失敗が少ない印象です。



いずれにせよ、まずはホイール色のシルバーをエアブラシでザーッと塗装して、乾燥後にタイヤを筆塗装しています。たまにはみ出て、ホイール色へはみ出すことがありますが、簡単に筆でリタッチ出来ますし、リタッチしたとしても筆ムラは気になりません。範囲が小さいし、墨入れするし、ホイールは模型を置いた時にほとんど視線が向かないパーツなので。。。笑



続いて、ノーズギアドア、アンテナとフィンの製作です。

僕は0.3mmプラバンで作り替えています。

0.5mmプラバンだと分厚くてダルく見えるので、今のところは0.3mmが好みです。


MD-81のノーズギアドアだと、縦2mm、横3mmにプラバンをカットしてます。プラバンをナイフでカットすると、縁の部分は「L」のようにプラ素材が壁を作ります。

なので、必ずカットしたらヤスリでエッジのプラ壁を処理します。これをしないと、塗装した時に目立って違和感が残ります。


アンテナはプラバンを縦2mmになるように細長くカットして、そこにシャーペンでアンテナの形を書込みカットしています。

経験上、アンテナは大体どの機種も2mmの高さがちょうど良い気がしてます。



続いて、MD-81の機首部分のフィンとエンジンのフィンです。

こちらは長さ5mm、幅2mmにプラバンをカットして、一度フィンの形状になるようにヤスリで形を整えます。
その後は現物合わせで、接着する部分にピンセットで当ててみて、しっくり来るまで調整します。特に機首部分のフィン取り付け位置は若干円弧を描いてるので、フィットするように微調整を続けます。

エンジンフィンも基本的に同じ作業を行いますが、MD-81のエンジンフィンは機首部分のフィンより短めなので、画像を見ながら調整してます。


フィンパーツ、アンテナパーツも縁のプラ壁を紙ヤスリで処理して切り出しは終わりです。

その後は機体塗装色のGX1を直接吹き付けています。

ノーズギアドアはデカールも貼り付けて、スーパーマークフィットを塗り、クリアコートしてます。
 

今回は以上です。