デカール貼付けは前回の記事で少し触れましたが、改めまして僕が使用しているツールのご紹介をしたいと思います。

このブログを見て下さる方の多くはすでにご存知だとは思いますが。。。😂

まずはハガキサイズのクリアデカールでハイキューパーツさんから販売されている商品!

10枚入りで、自作デカール作成には欠かせないアイテムです。セブンイレブンのプリンターで印刷が可能で、気軽に使えます。
ちなみに、印刷してそのままでも使えるのですが、薄くクリアコートを施すと印刷部分の剥がれ対策になります。印刷から時間が経過すると(少なくとも印刷から1年後には)、印刷部分に手が触れるとポロポロと簡単に剥がれるようになります。(僕の保存方法が悪いだけかも知れませんが。。。)
クリアが乗ったかどうかくらいのレベルでコーティングすると良いかも知れません。ベッタリ塗ると貼り付けた時に厚さが増しますし、他にもトラブルの原因となり得ます。
クリアコートした時のデメリットもあります。
デカールを貼るときに、クルッと縁から丸まりやすくなる傾向が現れます。
Drawデカールみたいな印象です。なので、貼付け時は特に気を遣う必要があります。(コーティングなしだと、この傾向はないと思います)
僕は貼りにくさより、印刷面が剥がれない方を重要視しているので、薄くコーティングを施しています。
続いて、僕の推しアイテムのスタンピングリーフ。




こちらもハガキサイズの商品で、20枚入りです。
白いシートが入っており、ツルツルした方が表面で、スタンピングリーフに熱を加える際に上になる部分です。裏は艶のない白となっています。
使い方は、まず欲しいデータを全て「白」に設定して、背景は「黒」にします。
次にデータを、セブンイレブンの備え付けハガキに白黒印刷をします。


↑の画像のようになります。

コレの上にスタンピングリーフシートをセットするのですが、この時にツルツルした面が上面(表面)に来るようにします。(艶のない面と白黒印刷ハガキが接します)表裏を間違えると白が乗りません。
次に熱を加えますが、僕はアイロンで一番低い温度設定にして、かつ、真っ白のコピー用紙を2枚重ねて、その上からアイロンで加熱しています。高熱に弱いので、アイロン機種の違いはあると思いますが、低温設定の使用が間違いないと思います。低温過ぎると感じれば、コピー用紙の枚数を調整して、それでも低いなら中温設定に変えるくらいの要領が良いと思います。
加熱してスタンピングリーフから透けて見える欲しいデータが黒くくすんだら高温過ぎの失敗です。
アイロン台となるものは、なるべく硬い面が良いと思います。例えば雑誌とか。。。少なくとも通常のアイロン台はNGです。
さらに耐熱性のあるものが良いですね。
スタンピングリーフはシートそのものがシワになりやすい素材です。
なので、極力シワにならないようにしっかり全力で押さえつけながら加熱します。大抵は一度加熱すると、シートはハガキにある程度密着します。なので一回目の加熱で、どれほどシワなく密着させられるかが最初の関門です。
基本的に2回目以降も同じ要領で加熱を続け、僕は10回は加熱してます。
11回目で、ラミネーターに通してます。
経験上、最初からラミネーターに通すと僕のやり方が悪いのか確実にシワが発生して、なおかつ空気があらゆるところに入り、白が乗らずに失敗に終わることがほとんどでした。
アイロンによる加熱がほとんど終われば、密着してるので、ラミネーターに通しても大丈夫そうです。
(この時点でデータが黒く見えている部分は加熱のし過ぎ等の理由で白が乗ってない失敗の状態です。もはや修正不可能です。)
加熱が終わったら、白フィルムを剥がすのですが、いかに綺麗に剥がすかがカギです。
丁寧かつ、ゆっくりと。。。は基本。
このフィルムはアルコール成分を表面に湿らせると、フィルムに浸透して剥がれやすくなるそうです。
ネット上ではガンダムマーカーを使ってる。。。など情報がありますが、僕はアルコール除菌スプレー液を吹いてます。これでも十分に効果があり、綺麗に剥がれます。
次に剥いだフィルムをハイキューパーツのクリアデカールに合わせます。
スタンピングリーフの表面は同じくツルツル面が上面です。
そしたら、再び先程と同じ手順でアイロンで加熱します。回数も同等で行います。
加熱が終ると、再びアルコール除菌スプレーを吹いて浸透させ、丁寧にシートを剥がします。


そうすると、クリアデカールに白が乗り、白抜きデカールの完成です。
スタンピングリーフには当然限界があり、細かすぎるデータは乗らない可能性が高いです。

それと、僕は上の画像のように欲しいデータを極力敷き詰めて、スタンピングリーフ白抜きデカールを作成してます。
沢山作ると「数撃ちゃ当たる」作戦です。
白が乗らず失敗する箇所もあるので。。。

スタンピングリーフ白抜きデカールはまだまだ修行の身です。何か良いコツがあれば教えてくださいm(_ _)m


続いて、マスキングに使用してるアイテムです。
ノーカットラベルという商品で、ハガキサイズのシール作成シートが100枚入りです。
デカールのデータをセブンイレブンプリンターで印刷可能で、カットしやすくマスキング能力も十分あります。
マスキングテープで細かいマスキングをすると、テープがヨレたり、うまくカット出来ないことがありますが、こちらはその心配があまりありません。(もちろん限界はありますが。。)
値段もリーズナブルなので、オススメです!
という事で、今回はこの3点のご紹介でした。