主翼、尾翼、エンジンの塗装が終わり、マスキングテープを剥がしてみました。

テープを剥がす瞬間は緊張しますね(^^ゞ


塗装の漏れ出し等がないか?マスキングテープに万が一塗装を持っていかれたら。。。などトラブルが頭をよぎります。



こんな感じになりました。


パッと見は悪くなさそうですが、細部をチェックすると。。。。やっぱりかー😭となる箇所が散見できます。

例えば



垂直尾翼と水平尾翼の交点となる箇所。



それから、垂直尾翼の根元。



この辺りです。


根元の形状に対して、マスキングテープのツギハギ跡があったり、前縁のシルバーと尾翼色との境界周辺で塗料漏れ出しがあったり。。。。
規模は小さいですが、ミスはミスです。

こういうミスを発見すると、どこまで追求するかが完成度に影響すると思います。

修正方法ですが、僕の対処法は以下の通りです。
①コンパウンド粗目を使う
場所によりますが、粗目コンパウンドを綿棒に付けて、漏れ出した箇所を擦る。コレが一番楽に修正出来ると思います。
ただし、形状が複雑な場合は綿棒が使えないので、ティッシュなどをピンセットで持って擦ることもあります。
大規模の塗装漏れや、塗膜が厚い場合は向きません。

②グレーサフ、ホワイトサフ、本塗装色で再塗装
塗膜が薄い場合、所望箇所に適当なマスキングを施し、そのままグレーサフを薄く吹いていきます。漏れ出し箇所が隠れたら、ホワイトサフ、本塗装色をそれぞれ薄く吹いていきます。

③塗膜が厚く、修正範囲も広い場合

一番キツイ場合になります。これは400番紙ヤスリ等で一度塗装を剥がして、再度、表面処理からグレーサフ、ホワイトサフ、本塗装をやり直す方法です。
塗装を紙ヤスリで削り落とす場合、該当箇所だけを削り落とすのはNG🚫
周りの塗膜がサフ段階から残り、厚みを持ってるので、修正後に塗装膜の違いにより、凹凸を生み出す原因になります。

今ご紹介した方法を状況に応じて使い分けています。
他にもっと良い方法があったら教えてくださいm(_ _)m

続いて、MD-80シリーズに設定されているアンチグレア塗装のためのマスキングリファレンスを書き込みます。

まずはコクピットウィンドウの仮貼付け。
貼り付けの際は、コクピットウィンドウの底辺部分のギリギリを狙って切り落とします。ワイパー部分も含めてです。


そうしないと、デカール余白部分が邪魔をして、シャーペンでの書き込みが出来ません。
MDのアンチグレア形状は、コクピットウィンドウの底辺部分との形状がリンクしたような状態なので、ここを再現しないとMDらしさを損ないます。

デカールを貼ったら、まずはラインを引く場決めです。
レドームも仮書き込みして、レドーム中央とコクピットウィンドウ中央を結ぶラインを薄く引きます。
それから、コクピットウィンドウの中央からそれぞれ2つ外の窓。そこの外柱をシャーペンでマーク。

さらにそこのポイントからレドーム方向に直線を引きます。

あとは目測にはなりますが、最初に引いたセンターラインに対して、左右が同じ曲線を形成してレドームのラインとほぼ接するようにリファレンスを書き込みます。

何度も正面や、少し角度を変えた場所から眺めてバランスを確認します。


リファレンスを書き込めたら、次はマスキング作業です。

今回はここまで😁