今回は主翼、エンジン、尾翼のマスキングと塗装を進めていきます。


MD-80シリーズの主翼は色だけ着目するとシルバーとグレー部分が大半を占めていますが、やや複雑な配色となるのでマスキングも大変です。


その上、主翼の実機画像もそんなに多く出回っておらず資料探しも苦労します💦


そんな時に心の拠り所とするのが、ダイキャストモデル等の市販品です。市販品もクオリティーは様々で、物によっては実機とは異なる配色や色合いを感じさせる時もあります。

なので、実機との相違は基本的に手に入れた画像を基に確認して、判らない部分は合ってそうな??参考になりそうな市販品を確認しています。


そんなこんなでとりあえずマスキングした汚い画像その1。


確認した限り、主翼のシルバー配色となる部分はマスキングしてない部分のようです。間違ってるところもあるかもですが。。。(^^ゞ

エンジンについては結構沢山の画像が出回ってるので、それらを参考にしました。

尾翼周りは今回、垂直尾翼の塗装なので水平尾翼とテールコーン付近はマスキングしました。


それでは、シルバー塗装部分から入ります。
シルバーを塗装する前にルーティンワーク化してるのが、下地にブラックを吹く作業。
わりと多くの方がされてる内容かと思います。


ブラックを下地にすることで、シルバーの発色に深みを持たすことが出来ます。それにエンジンに関しては、インテークからファン部分、エグゾースト部分を暗く見せたいので、一石二鳥です👍

ブラックは塗料噴射量最小限にして、なるべく模型とエアブラシを近付けないように少しずつ色を乗せる感覚で塗装します。焦らずゆっくりと。。。が基本。

ブラックが乾燥したら、シルバー塗装です。
シルバーはご存知の通り、何種類もシルバー系の色がありますが、MDの主翼はわりと鏡面とまでは言わなくても輝きのあるシルバーに見えますので、スーパークロームシルバーを塗装しました。
ついでにエンジンもスーパークロームシルバーで塗装。
エンジンにはさすがに明るすぎる感じですが、気に入らなければ汚して暗くしたら良いので、とりあえず塗装しました。


スミマセン、朝4時の撮影でいつも暗く汚い画像デス。。。
けど、しっかり塗れてるはずです。

続いて、垂直尾翼の塗装に入ります。
MDシリーズはT尾翼なので、垂直尾翼と水平尾翼の交点となる部分のマスキングに気を遣います。
特に水平尾翼は白で、垂直尾翼は白以外の色ですし、塗装漏れ出しや塗り残しは結構目立ちます。

まずは1mmマスキングテープで細かい部分を丁寧にマスキングして、残りは18mmマスキングテープを適当にカットして貼付けました。

マスキングが終わり、いざ塗装へ!
先に画像をお見せします。これでどこの塗装かお解りでしょうか?


うむ、懐かしい色ですね👍
そう、今回はハーレクインエアにします!JAS系列のチャーター専門会社として設立されましたが、諸事情につき残念ながら長続きしませんでした。。。ピエロのロゴと赤褐色系の色が特徴的で当時は斬新でしたね👍

尾翼の色はクレオスレッドをベースにクリアブルーとイエローを少々混ぜて作りました。
まぁまぁ狙った通りの調色になったような気がします。

今回はここまでです😀