家屋の内装材には様々な種類がありますが、その中には水がNGな物もいくつかあります。エアコン洗浄は水を使う仕事なので、そういった内装材の壁や床の防水養生には特に気を遣います。
 
例えばこちらのお宅は壁はビニールクロスで床はカーペットです。

ビニールクロス自体は水で素材が傷む事はありませんが、作業中の洗剤分を含んだ水が漏れて下に流れるとクロス表面の蓄積汚れを洗い流してしまいます。つまり水が流れたところだけがキレイになって流れた跡がくっきりと現れてしまいます。
 
 
 
このため弊社では以下のような養生で漏水対策をしております。

 
 
 
エアコンと壁の隙間にマスカーテープを潜り込ませるようにして貼り、ビニールを広げて床まで伸ばします。ビニールの長さが足りない場合は継ぎ貼りします。

 
 
 
ビニール下端が床まで届いたらビニールの長さの余り分を床に広げて銀色の防水シートと壁の間にできる隙間を完全に塞ぎ、カーペットに水が染み込まないようにします。

 
 
 
和室でエアコン洗浄を実施する場合も同様です。和室の壁材には主に砂壁、聚楽壁、珪藻土、漆喰などがありますが、どの素材にも共通して言えるのは、吸湿性があるため、水がかかると、その部分にシミが残る可能性があるという事です。
 

 

上記以外でも水性つや消し塗装で仕上げてある壁にも同様の対策が必要です。
 
 
 
以上のように対策を述べて参りましたが、時折、テープが貼れない壁に遭遇する事があります。例えば経年劣化した和装の壁は表面が粉状に崩れ易くテープを張ってもすぐに剝がれてしまいます。また、ビニールクロスも表面に油分の汚れが蓄積しているとテープの糊を弾くため、うまく貼れない事があります。また紙製の仕上げ材は、テープの糊にくっついて表面がはがれてしまうため、そもそもテープを貼ること自体が不可能です。このような場合でもエアコン本体側の養生を工夫して水が極力もれないように対策しますが、高圧洗浄機を使う以上、必ず防げるとは言い切れませんので、事前の説明で水漏れの可能性があることをご了承を頂いた上で作業をさせて頂いております。
 
このように対策をしてエアコンを洗浄しております。内装の素材に不安がある場合は申し込みの際にご相談ください。
 
 
 

全メーカー全機種対応可◎

 

他社に断られたエアコンもお気軽にご相談下さい。


出張料金もご相談に応じます。

抗菌抗ウィルス光触媒コーティングもご対応可能です‼️

ALPHA CLEAN SYSTEM Inc.,
宮城県岩沼市下野郷切新田1-1
ファミリーマート仙台空港店隣