12月のネタですが、
建築中の自宅に防カビ施工を行いました。
実は、この施工には以前から興味があったのですが
光触媒などと同様
施工をしても見た目は何も変わらないし
実際の効果は時間が経たないと分からない・・・
実際の効果を自分で確かめる為
大工さんの作業の邪魔にならない様
職人さん達が帰った夜作業に入りました。
『自由設計の図面でイメージしていた我が家』
大工さんの手によって徐々に形になっていく室内で
嬉しさと不安の中、ボーっと眺めていました。
イメージ通りの家が完成するのか?
と・・・
今回自宅を防カビ施工した理由は、
職業柄今まで数多くのアパート、マンション、一戸建て等に出入りさせて頂いた経験上
恐ろしいのがカビの被害です。
住宅の中では浴室・塗り壁・タイル目地・押入の中・壁クロス・床下・下駄箱
などあらゆる部分でのカビの被害のご相談を受けます。
例えば、ビニールクロスの表面に発生したカビや
石膏ボードに発生した場合は張り替えてしまえば簡単ですが、
木材やコンクリートの内部から発生したカビの根っこを完全に除去するのはほぼ不可能・・
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今回使用した
米国フォグマスター社のこのマシーンに
に防カビ材を注入し
今後塞がれてしまう床下や壁面全体に
7~30ミクロンのほとんど目に見えない超微粒子で噴霧をします。
噴霧中↑
噴霧後↑
空間噴霧↑
今回使用した防カビ材、施工後の臭いが心配でしたが、
壁やコンクリート等の臭いが染み込みやすい多孔質な対象物に処理すると、
ゲル化した薬液が臭いを吸着し、消臭効果を発揮するとの事。
何でも見た目より中身って大事
これで安心かな?