全盛期は8キロもあったデブ猫アーリン。
床に付きそうなお腹をユサユサさせながら猛ダッシュしてた若かりし頃。
たわわに実ったアルの姿
お目目もお腹もまん丸でした。
つい数ヶ月前まで食欲旺盛な元気な姿を見せてくれてたのに。。。。。。。
おかーしゃんに出来る事は何でもやってる。
皮下点滴や強制給餌、床ずれ防止に寝返りを打たせて、指先のマッサージ。
それでもアルは痩せていく。
フラフラと真っすぐ立つ事もままならない。
抱っこすると骨がゴツゴツとして、声にならない声で鳴く。
致命的な病気な訳ではない。
『老衰』
これは避けられない事。
医学や努力では越えられない運命。
朝起きて、夜帰宅して、アルの姿を確かめる。
耳はもうダメになってる。
すぐ近くで呼ぶ声にも反応しない。
そっと差し出す手にピクっと反応する。
ヨカッタ。。。と胸を撫で下ろす。
延命って誰の為なんだろう。
ニンゲンの自己満足の為なのか。
その為にアルが辛い思いをしてるなら、そんなの意味は無い。
元気に階段を駆け下りる姿や、情熱的なゴハンの催促、どこに行くにも足下をウロウロ付いてくる姿が懐かしい。
でもね、こんな姿も愛おしい。
ガリガリだろうがボサボサだろうが、アーリンはアーリン。
おかーしゃんにとっては何にも変えがたい大事さん。
1日1日を大切に大切に過ごしていこうと思ってます。