◎第2話 可愛くなりたいっ!
「仲良くしましょうね。 私、アンよ♪」
「うん。 よろしくネ! イグちゃん、アンちゃん♪」
「その・・・頭に付いてるお花・・・かわいいね・・・ぐふっ♪」
「あ、これ? パパからのプレゼントなの♪」
「素敵なパパね♪ 私も欲しいな・・」
「ねぇ・・・ちょっと付けさせてくれない・・? ぐふっ♪」
「私もーー!! 付けてみたーーい!」
「あ・・・こ、これ?・・・うん・・・」
「あら? 何か楽しそうな話してるじゃない? 何の話?」
「あ、トマトちゃん、今ね、楓ちゃんの頭のお花、かわいいね~って言ってたの。」
「そう? 帽子のほうがオシャレだけどね」
「うん、帽子もいいんだけど、たまには、お花もね・・・♪ だって女の子だもん。 オシャレしなきゃ♪」
「ふふん! お花ねぇ・・・そのお花だって、私のほうが似合うに決まってるけどね!」
「ねっ♪ ねっ♪ ちょっとだけ。 貸して貸して~~~♪」
「う・・・・ん・・・」
「さっさと貸しなさいよ!!」
どうしよう・・・このお花、誰にも貸したらいけないって、パパが言ってたのに・・・。怒られちゃう・・・
「う・・・ん・・・ダメなの・・・」
「どーして? なんでダメなの? 私たちには似合わないって言うの?」
「うん、そう・・・あ、いや・・・これは・・・」
「お願~い♪ 一瞬でいいから~ すぐ返すから~ ねっ!ねっ!」
「そうよ! さっさと貸しなさいよ!!」
どうしよう・・・・困ったな・・・
「あの・・これは・・・ヘアピンになってるから・・・」
「何よ!! 毛がない私たちには、似合わないって言うの?」
「あ、確かに・・ 私たちって、毛が・・・ない・・・・ぐふっ」
「そうだったー!ショックー!! すっかり忘れてたわ。 つるつるじゃん。
どうやって付けようかしら?」
「フン! 何よ!失礼しちゃうわ!! ヘアピンが何よ!! 関係ないわ!!」
「いや・・・やっぱ無理だと思うけど・・・ぐふっ」
「滑るしね・・・頭皮は痛いし・・・」
「フン!! もういいわ!! 行きましょう!」
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「フフン♪ どーよ! 似合うでしょ、やっぱ♪ あなたたちも、まぁまぁ似合ってるわよ。
私ほどじゃないけど。」
「でも、動いたら落ちそう・・・ぐふっ」
「てか・・・上に乗っかってるって感じなんだけど・・・」
「でも・・・かわいい・・・・ぐふっ♪」
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「きゃーーーーーーー!!! 私の! 私の!! 大切に育てたお花たちがーーーーー!!!
き、き、消えてしまってるーーーー!!! 何者かに、食べられたぁーーーーーぁ」
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※楓と仲間たちは、ここに居るよ♪
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