'14/10/7~'15/1/6までの3ヶ月間は、不安がどんどん増していくのに何も体を調べる事が出来ず、ただ時間が経つのを待つしかないという非常に嫌な時間であり、長かった3ヶ月です。

考えても仕方ないので、考えないようにしようと思っても、常に頭のどっかには自分の肺にある影の事が気になってしまっていました。

 

親にも大丈夫かと聞かれましたが、「医者が大丈夫って言ってるんだから大丈夫でしょ」としか言えませんでした。私が不安な素振りを出してしまうと、親も余計心配するだろうと思い軽い感じで言った覚えがあります。

 

 

悶々とした時が流れ、2015年に。

 

新年もあまり良い気分で迎えられず残念でした。

そして、1/6やっと再検査の日になりました。

いつもと同じように8時半位には病院に着き、9時にはCTでした。

「タバコも止めたし、タバコを止めてから胸の痛みも無いし大丈夫でしょ!」と思いながら、再検査のCTを撮りました。

10時頃に診察室に呼ばれました。

相変わらずの先生でしたが、結果はまた「大きさは変わってないね」でした。

影が小さくなっていると思ったのに、変わって無いのですごくショックでした。

前回と同じように、10月に撮ったCTと今回撮ったCTを横並びさせ私に見せてくれました。

その時、見た目でとっさに「影が濃くなってる??」と言ってしまいました。

確かに大きさは変わってなさそうでした。しかし、パッと見で濃くなっているように感じました。

大きさも変わってないし、先生的にはまた経過観察する感じでした。

しかし、私の発言でもう一回ちゃんと影を見比べ、「確かに気になるな・・・」と考えこみました。

数十秒間の沈黙の後、先生は「大きさが1センチだから、ちゃんと取れるか分からないけど1回検査してみる?」と言ってきました。

突然の検査提案だったので答えをすぐに出せず考えていると、先生は検査は受けろと言わんばかりの感じ。何か拒否出来る感じじゃありませんでした。

 

この病院では検査機器が揃ってなく検査出来ないので、近隣の病院に検査を受けに行かなければなりません。近くで検査出来るのはガンセンター位です。

 

「分かりました、検査受けます。どこで受ければ良いですか?近くにあるガンセンターですか?」と聞いたら、「ガンセンターはガンじゃないとちゃんと調べないからお勧めしない。私はA大学病院から来てますので、私の所ならガンじゃ無くても何なのかちゃんと調べるのでどうですか?」と言われました。

 

ビックリしました。このパッとしない先生、北関東では有名なあのA大学病院の先生だったの?と。

 

人間って単純なので、A大学病院の先生って言われてから見る目が変わりました。(笑)

個人的にガンセンターって嫌だったので、家からはちょっと遠かったのですが、先生の提案通りA大学病院で検査を受ける事にしました。

先生が自分宛ての紹介状を書き、大学病院で外来担当している水、木のどちらかに紹介状を持って、検査予約だけをしに大学病院に行く事になりました。

 

やはり、思った事は何でも聞く、言わなければダメですね。

 

妻からは、「影の濃さに気付いたとしても、先生から大きさ変わって無い。経過観察で。って言われたらそれに従っちゃうな~」って言ってました。

受け身だったら、この時点で検査しましょうとはなっていませんでした。

自分の身を守るのは自分。不明点は先生に何でも聞きましょう。



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