今日は、八千代<ひきこもり>と共に生きる会が開催した「生きづらさを考えるワークショップ第7回」に参加してきました。


 内容は、傾聴のワークショップでした。参加人数が少なかったので、気軽な雰囲気でできて良かったです。


 共感と同感と同情、似ているようですが、どんな違いがあると思いますかという質問には、少しとまどいましたが、みなさんはどう思いますか?


 ワークでは、最初に、ひとりが2分間しゃべるのですが、もうひとりは、無表情で横を向いたまま、何の反応も示さないということをしてみました。目の前に人がいても、人形のようなものですので、2分間がとても長く感じ、話す気にはあまりならなかったですね。聞いている方も、感情に相手の言葉を入れないようにしなければならないので、2分間が長く感じました。


 次は、聞く方が相づちや「そうですか」とか「はい」など、相手の言葉に応えることだけができるというものでした。こちらは、話す方も、聞く方も、気持ちよく、2分間は長いと感じませんでした。


 最後は、聞く方が、聞くだけでなく、相手が話したことを伝え返すというものでした。自分の判断を交えず、相手が「昨日は○○へ行ったのです」と言ったら、「そうですか、○○へ行ったのですね」という感じで、聞いてことを伝え返すということです。

 これは、自分の話を聴いてもらっているなと言う安心感を得られますが、伝え返すタイミングや何を返すかが難しく、不自然だと相手に疑われかねないので、かなり習熟する必要があると思いました。


 どちらにしても、2時間ほどでしたが、いろんな話をしあえて、とても良かったと思います。


 ただ、もっと多くの人たちに、関心を持ってほしいなと思いました。

 昨年11月に受講を開始してから、レポートを書く時間がなくて、提出期限を半年延ばしてもらった「不登校訪問専門員」ですが、先日、レポートを提出し、今日、合格通知が届きました。


 ありがたいコメントもいただき、これからもがんばっていきたいと思います。

 まえ○○さん、コメントをありがとうございます。


 この前の山行は、悔しかったことと思います。また、体調を良くして、ぜひチャレンジしてみてください。

 期限などないです。いつまででも待っていますよ。


 引きこもりの人たちと接するときに、傾聴が基本になるのは、その通りです。しかし、傾聴したからと言って、彼らが幸せになれるかというと、ことはそう簡単ではありません。


 やはり、彼らとの接点をどこに見つけだすかを実際の中で慎重に考えて、探していくことが必要だと思います。


 そして、引きこもる人たちは、どうしてもさまざまなことを否定的に考えてしまいますから、心を通わせる中で、別なとらえ方があることを、少しずつ一緒に考えられるように進めていくことが、彼らの幸せ、そして私自身の幸せへとつながっていくと思っています。


 どんなことがあっても、そのことをどのように捉えるかは、無数なとらえ方があります。その無数のとらえ方のいくつかを知り、知ったその中で、自分が幸せになるとらえ方は何かと考えると、良い方向に向かうと思うのですが、そこまで持っていくのがとにかく難しいですね。でも、私はあきらめないです。

 今日は、千葉市花見川区にあるNPO法人道草の家 に行って来ました。


 時間がないため、ほんの1時間ほどでしたが、親の会に参加しました。


 今月は少ないようで、お父さんお一人だけでしたが、いろんな話をお聞きすることができて、良かったと思います。


 お子さんが3年間引きこもっているそうですが、お父さんは深刻には考えておらず、引きこもりはじめたときから3年間くらいしたら動き始めるだろうと思っていました。自分自身のことや社会のことを考える時間だと、前向きに受け止めていたのです。


 それは、お父さん自身の体験から出たものでもありました。思春期の頃は、いろんなことを考えて、旅に出たり、自分の世界に閉じこもったりするものだと考えているようでした。


 確かに思春期は、そのような時期がありますし、自分自身を見つめ直す目的で、一時的に引きこもったり自分探しの旅に出たりするものなので、それであれば問題はなく、さらに大きく成長して社会に出る可能性があります。


 実際にそうであればよいのですが、もしお父さんの勘違いだとすると、ちょっと心配があるかもしれません。


 人と接することが苦手で、避けるために引きこもったりすることが一般的なので、お子さんの気持ちを確認してみる必要はありますね。


 という感じで、いろんな話が聞けそうですので、また来月もできるだけ出かけてみたいと思います。

 昨日、NHKのクローズアップ現代で、引きこもりに関する放送をしていました。


 中学や高校などの不登校がそのまま引き続いて引きこもりになるよりも、今は20代になって会社に就職してから、引きこもるケースの方が多いという内容でした。


 会社を辞めて引きこもってしまう理由は、いろいろだと思いますが、会社になじめなかったり、上司からの言葉に傷ついたり、人と接すること自体が怖くなってしまって、家から一歩も出られなくなるようなケースが多いようです。


 そのような状況から、どのように抜け出すかは、1人1人すべて違う方法になると思いますが、現代に生きる若い人たちは、子どもの頃に失敗をさせてもらってきていないケースが多いように思います。


 親は、我が子が一所懸命に勉強していると、うれしくなり、勉強できる環境を整えようと、いろんな気遣いをするのではないでしょうか? そして、良い成績を取ると、子ども以上に喜んでいるのかもしれません。


 子どもの頃は、子ども同士でいろんな遊びをしたり、いろんなことをやって失敗する経験が非常に大切です。


 それをさせてもらえなかった子どもたちは、社会に対応していくことが非常に難しくなります。


 とにかく、親御さんは、今すぐにでも勉強を最優先する教育方針を改めて、勉強よりも大切なことを子どもたちと共に、学んでいきましょう!