先週の土曜日と今週の水曜日、八千代<ひきこもり>と共に生きる会 のサロンなどに参加してきました。
若い人たちといろいろ話ができるのは、それだけでも楽しいですね。
水曜日は、年輩の方とも話しましたが、そんな中で、「わがまま」について、少しだけ話をさせていただきました。
よく、親(大人)は、子どもに「わがままを言うな」と言います。
私は、ひねくれ者なのかもしれませんが、大人の視点よりも子どもの視点で物事を考える傾向があります。
なので、「わがままを言っているのは、どっちなの?」と思ってしまいます。
人は、人間同士を相対比較します。あの人より、私の方がわがままではないなどのようにです。でも、これを絶対比較すると、全くわがままでないのは、自然だけです。自然の中で生きる生き物たちは、自分が生きるためだけに、他の生き物の命を奪います。贅沢も、生存の欲求以外、どんな欲望も持ちません。
それをわがまま度0とした場合、人間は例えば、80前後に集まっているのではないでしょうか?
わがままとは、何でしょうか? そのほとんどは、欲望であり、自己主張ですよね。
人間の中だけで見ると、生まれたばかりの赤ちゃんが、最もわがままではないと思います。生存の欲求だけしかありませんから。
それに比べると、大人はどうでしょうか?
遠くに行きたくて、電車や飛行機を利用する。生きるための最低限度のお金以上のものを稼いでもさらにもうけて、贅沢な暮らしをしたいと思います。これら、すべては贅沢であり、わがままですね。子どものわがままなんて、本当にかわいいものです。
このように見つめる視点を変えると、いろんな見方ができます。当たり前だと思っているその中に、たくさんの間違いがあるのではないでしょうか?