桜桃忌だったね | alongside me

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自由に呼吸させて。好きなように生きたいの。でもひとりにしないで。

昨日は桜桃忌だったのよね。なんとなく一日中 あー桜桃忌だなぁと思いながら、ここに桜桃忌ですねって書こうかと思いながら、ただ過ぎていった一日。


太宰はね、そりゃもう読みましたよ。随分と昔の話になっちゃったけど。

中学生のときに初めて「人間失格」」を手にしたときは 難しくてわかんないし暗い話でヤダ。と途中で読むのをやめてしまった。それが何故か高校2年のあたりからかなー、急にのめりこんでホントに貪るように読んだ。


なに読んでるのー?と聞かれて、「ん、太宰。」と答えたときのヒトの反応が面白かったな。たいがいは一歩引くんだよね。


太宰といえば「人間失格」と「走れメロス」しか知らないんだもん、みんな。しかも「人間失格」は実際には読んだことないってヒトがほとんどで、「走れメロス」も教科書で読んだだけ。

それじゃー太宰のことなんかわかんないじゃん。と、わたしは一人 イッパシの文学少女を気取っていたのかもしれないです。

ハズカシー。


ただね、本当に面白いのよ、太宰。

太宰を読みながら思わず笑ってしまうわたしを見て、友人たちは更に引いていったりしたけど、本当に笑えるんだってば。だって太宰だもん。そこが悲しさでもあるのだわさ。



それにしても。

才能のある人っていうのは苦しいことが多いのかもしれないね。わたしが好きな天才たち。太宰や山頭火、ゴッホは陰の天才だよね。ピカソや岡本太郎のようになれたら良かったのにね。人間の強さ、弱さってなんなんだろうね。


よわよわな しーなさんとしては、あまりにも凡庸な自分がかわいいけどね。