「クライマーズ・ハイ」 | alongside me

alongside me

自由に呼吸させて。好きなように生きたいの。でもひとりにしないで。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)/横山 秀夫
¥660
Amazon.co.jp


ベストセラーだよね。今年の夏には映画も公開予定らしいです。夏っていうか、来月から。


新聞社、山登り、サラリーマンとしての生き方。

実は全部、わたしが過去に捨ててきたものだったりするのだね。だから、読んでいてとても面白かったし、とても辛かった。

ヤマと日航機墜落事故にからめながら進んでいく話は、文字通り秀逸。



わたしは記者じゃなかったけど、新聞社内の部署ごとの感覚の違いや感情、軋轢はわかる。そのへんは読んでいてもちょっと苦笑いだったな。


山登りは岩はもちろんやらないし、ハイキングに毛が生えた程度の“なんちゃって登山隊”だった わたし。馬の背とも呼べない程度のコースをいくのにも どれだけビビッタことか。( ´艸`)

それでも軽く“クライマーズ・ハイ”はわかる。


そして仕事。サラリーマンとしてどう生きるか。社内での軋轢。自分との軋轢。なにが正義なのか。どれが正解なのか。


主人公・悠木の生き様は、ひとつの答え。

だけど人によって答えは違うこともある。



わたしの場合は 「捨てた」んだということがヒリヒリするほどに突きつけられた。本当は大事だと思っていたもの、大切に大切に思っていたものを、捨てさせられたんじゃない、捨てることを自分が選んだんだ。もしかしたら別の道もあったかもしれないけれど、自ら捨てたんだ。それがわかって辛かった。



映画はどうしようかなー。

映画館に観に行って号泣したら困るから、やめておこうかしら。