このところのドイツ人とのお仕事。「日本のやり方」を理解してもらうのが本当に大変。
社会のシステムももちろん違うけど、文化も違えば考え方も違うし表現方法も違う。どっちが正しいかということではなくて、ただの方法論だとは思うのだけど、やっぱりニンゲンだもの、感情的に受け入れがたかったり理解できないこともあるよね。
スーパーオシャベリマンの彼もお互いの違いを理解しようと頑張ってるけど、それでも追いつかないこともある。シャチョーが彼に必死に説明してるのをBGMにしながら(だって英語は疲れるんだもん)、わたしも考えたよ。なんで日本人ってこうなんだろーって。
やっぱり「隣組」が根深いのかなーと思いましたが、いかがでっしゃろ。戦時中にご近所さん同士で協力し合って・・・という名の下に統制していたヤツですわ。これが「戦争を知らない子どもたちさ~」っていう世代にも色濃く影響してるのかなーと。
隣組は少しでも「非国民」な態度をとれば、井戸も使えない、配給物資ももらえない、葬式も出せない・・・と、まさに生きる術を失うことになる恐ろしさを持っていたわけで、要するに他の人と違うことはできない、すべて横へ倣えの日本人の基礎がここに端を発している気がするのよね。
だから一番のイジメは「村八分」。仲間はずれにされるのが一番怖い。自己主張はせず、周囲の様子を伺いながら、NOとは言わない曖昧な態度で誰かが決定してくれるのを待つ。誰かが始めたら自分も安心して始める。何でもみんなと一緒が安心。
・・・隣組に怯えていた日本人がまだ厳然といる感じでしょ?
ドイツ人からみたら、日本人は「何も決定しない。YesもNoも言わない。言ってることとやることが違う。」と。これはモンスターですよ。気味が悪いよね。でも「隣組」だと思えば可哀想でしょ?
アメリカ人との仕事は意思表示がはっきりしていていいんだって。「Yes! Good!」って言って その場で契約。かわりに駄目なときはドイツからわざわざ出向いても5分で「No!」で終わり。そりゃそうだ。もともと「一旗あげてやろう」的にアメリカに渡った人々の末裔ですから、日本とは正反対で当然。
でも日本で仕事をするなら、良し悪しは置いておいて、そういう日本人と付き合って成功する方法を見つけ出さないとね。
・・・それにしても、土曜日だっていうのに、今日のお仕事はいつ終わるのかしら?