どーも、子連れおーかみです。


千葉は今日も気持ち良く晴れています☀️。


所で、今日は自由と責任の話についてしたいと思います。


私の会社は打刻と言って、勤務開始時と終了時にパソコン上からWebアプリをクリックして時間を記録するようなシステムになっています。


最近その打刻時間と拠点への入退出の時間の差が大きい人が見受けられるとの警告メールが全社に流れました。


私の会社の個人パソコンはノートなんですが、どうやらそれを良いことに、実際の出勤より早く打刻したり、逆に退出後も打刻時間だけ遅くしたりしている不届者がいるようです。


会社には入り口にゲートが有り、拠点へ入退出する際には社員証をタッチするのですが、どうやら社員の打刻時間と入退出の記録を紐付けて管理できる仕組みを会社側は持っているようです。


こんな事が起こる理由は、残業手当はこの打刻時間を元に支払われるからなのですが、コロナ不況の煽りをもろに喰らっている私の会社は、少しでも経費を削減したいようで今更ながら「36(サブロク)協定遵守」「ワークライフバランスの確立」などとお題目を唱えて、残業手当の削減に躍起になっています。


上にかいたような誤魔化しはNGなのは言うまでもないですが、最近は正当な残業まで削るように迫ってきている。


残業が無くなっても十分な収入が確保できるかと言えばそんな事はなく、各種手当ても全く無くなった今では、管理職じゃない平社員は基本給だけではとてもじゃないが生活して行けませんえーん


なので少しでも生活費を上乗せするための涙ぐましい努力として打刻時間を誤魔化すという行為は、やってはいけない事とは知っていても、その動機は理解できてしまいます。


まあ、このタイミングで会社からこんな警告が出るのは、その「誤魔化し」が目に余るほど酷すぎる人間がいる為か、或いは残業手当削減を更に強化して行くというゼスチャーのどっちかだと思いますが、私は後者なんじゃないかと思います。


更にこれは噂で警告メールには書いては有りませんでしたが、社員のパソコンにGPSが仕込んで有り、電源が立ち上げてあればどこに居るかが把握できてしまうそうですガーン


これは社員の大半がテレワークしている状況で、テレワークを良いことに社員が好き勝手な場所へ移動しないよう管理する目的でそのようにしているようです。


それにしても、先程の打刻時間と入退出時間の管理の話と言いこの現在地の管理の話と言い、何とも薄ら寒い話ではありませんか!!


責任を持って仕事をしている以上は、個人の裁量と言うものも当然必要になるわけであって、その裁量が会社の管理と相反してしまうケースも当然出てくると思います。


そこは、よほど目に余る違反でなければ目を瞑り最後は結果で考課する、というのが有るべき管理の姿ではないかと私は思いますし、時代の流れもそちらへ向かっているのではないかと思います。


しかし、昔ながらに時間も場所もガチガチに管理するようなやり方に逆行しつつある会社側のには、それほどまでしなければならない位に状況が悪いのかと、疑問を感じてしまいます。


或いは、テレワークで管理が行き届かない事を良いことにやりたい放題の社員が増えていると言う事で有れば情けの無い話です。


自由と責任は背中合わせだ、とは昔から良く言いますが、自由や裁量を奪った上に責任だけ押し付けようとする会社と、自由だけ満喫して責任は回避しようとする社員、どっちも情けない存在だと思います。


それでは、また✋!