どーも、子連れおーかみです。

 

今日も真冬並みに寒いですね。

 

我が家は子供達が早起きで、休日はだいたい6時半にはたたき起こされるのですが、今日は珍しく7時半頃まで寝ていたので、寝坊が出来ましたウインク

 

寝坊は気持ちがいい爆  笑

 

所で、昨日の続き。

 

無茶振りを受け入れた振りをした私は、フォルダの未整理ぶりを見て、早速相手方に仕事を押し戻す為の理由作りに着手しました。

 

押し戻すと言うとちょっと表現が悪く、「効率良く短期間に効果が出るようなやり方に修正する」と言った方が適切かも知れません。

 

本当に思いますが、なんで日本の会社ってこういう理不尽な、無駄な事させるのが好きなんでしょうかね?

 

1個師団の米軍相手にするわずか1個中隊の旧日本軍へ「これを殲滅せよ」という命令を出すようなものです。

 

1個中隊(200人)で1個師団(2万人)をどう撃滅するの?


楠木正成とか例外もいるけど、普通なら100倍の相手に直面したら瞬殺ですよ。

 

じゃあ、上層部が100倍の敵と渡り合える方法を常に真剣に考えているかと言えば、全く無い。

 

ただの現場への丸投げ。で、現場には死ぬ気でやれとか犠牲ばかり求める。

 

こんなもん、とてもじゃないがバカバカしくて真面目にやる仕事ではない。命がいくつ有っても足りない。

 

今回も普通に考えれば、いや真面目に考えれば実際にその資料を初めて見る人間よりも、資料作った人間の方が、というより作った人間でないと、どの資料が最終形か、またそもそも最終形が有るか無は分からないって事は直ぐにわかると思います。

 

特にロジカルさを求められる技術者であればなおさら。

 

だから、作成者が現職でいるのだから「整理しといてね」と言えば済む話。

 

しかし、なんでそんな当たり前の事、時間を掛けて私が言わないとわからないのか???


状況と組織の役割から、適切な割り振りを考えるのがマネージャーの仕事じゃないの?


私が1日で出せた結論を3か月も掛かって出せないって、あんたたち本当にマネージャーなの??

 

こんな時間こそ、本当に無駄な時間だと思います。


本来やるべき人間がやるべきことをやれば何ら進まないような話ではない。

 

今の日本の会社って、本当にこんな事ばっかりやってるんじゃないかと思います。


理念ばかり語る人間と評論家ばかり集まって無駄な会議ばっかりしていて、決断者、実行者が居ない。

 

私の会社は40代と30代後半が絶望的にいませんが、お年寄りには悪いけど、老人ばかり集まるとこんな結果になるんだと思います。

 

しかし、言わないと分からないし、何しろこのままだと、情報整理が進まないのは全て自分の責任にされてしいかねない状況なら、自分の身を守る為にも言うしかない。

 

実際に10案件ほど中身を見て傾向をメモして、出来ない理由を以下の通りに纏めました。

 

①実際にフォルダを確認したが、当初の話と異なり「完成図書」というフォルダすらない案件が多数あった。それどころか、整理されていない何を意味するか分からない資料が大量に有って、それを一つ一つ確認してゆくのに膨大な時間が掛かる。

 

②「完成図書」と書いてあるフォルダは有っても、中に入っている資料の名前が今回必要されている資料と違っているケースが多々有り、どれがそれに該当するかわからない。

 

③個別案件に全く予備知識が無い私が確認を進めても、確実性の低い結果しか出ず、しかも最後には最終形を作成者に確認してもらう必要が有る。

 

④③の通りであれば、私が掛ける時間だけ無駄であり、最初から作成者が確認する形を取った方が早いし確実である。

 

⑤どこから買って、どこへ売ったかの確認は依頼通り出来る。

 

⑥だから、技術の部長から技術部門の担当者へ直接整理し必要が有る完成図書を確認するように指示してほしい。

 

何だか、私が過去にレビューした「激動の昭和史 沖縄決戦」で第32軍が第十方面軍と大本営に出した意見具申書にトーンがソックリだと思った(笑)。

 

まあ、事の大小は大分違いますけど、やられている理不尽さは多分同じなんでしょう(笑)。

 

どちらも平たく言うと「状況を無視した頓珍漢な事やってんじゃねーよ!」と言う事を言っている(笑)。

 

早速、翌日課長に打ち合わせの時間を貰い、実際のフォルダの状況を見せながら、以上を説明しました。「そもそもあんたが俺に投げる前にフィルターになって阻止してくれよ。」とは、敢えて言いませんでしたが(笑)。

 

事実を見せられて、しかも反論のしようの無い道理を言われては、私を責任逃れの為の人身御供にしようとした課長も受け入れざるを得なかったのでしょう。依頼元の部長2名へ打ち合わせを打診しました。

 

てか、またこの打ち合わせの席に私が出ないといけないところがうざったい!何のフィルターにもなっていない。課長!私抜きでお前さんが話を纏めて来てくれよ、と本当に思う。


あっちから押されればこっちへ開き、こっちから押されたらあっちへ開き、便所の扉か、お主は?

 

で、それから1時間半後くらいにまたTeamsで打ち合わせ。ただ、課長と私は出社しているので同じ部屋から参加。

 

さすがに口火は課長から切る。そして実際にサーバ内のフォルダーを見ながら、この状態では資料の有無を確認する事は困難だと言う事を伝えました。


ただ、何とも煮え切らない弱腰の言い方。。。とりあえず私がやって、それを確認するやり方が有る、とか最初から言っちゃって。。。

 

だから、そのやり方が効率が悪いって言ってんだろ!って・・・。

 

たまりかねて途中で私が砲火を開き、この状態では私が確認作業を行う事は困難な事、だから最初から資料を作成した技術部門の担当者が自分でやった方が効率が良い事、をストレートに伝えました。

 

それでも、ぐずぐず言って了解をしない・・・・。一つ考えられる理由は、自分たちが一度決めた事を覆されるのがプライドが許されないのでしょう。


「整理が出来ていないから、それをやる必要が有るんだ!」とか偉そうに言ってケツかる。

 

んなこと知らんがな。そもそも整理していないのはそちらの責任でしょ?


そして、今はその整理を誰がやるのが良いのかを今話してるわけで、それは資料を見たことも作ったことも無い私がやるより、実際に資料を作った、今も現職にいるあなたの部下がやった方が明らかに早いでしょ?っていう当たり前の事を言ってるだけなんだよ、私は。

 

しかし、道理としても明々白々でも素直に認めようとしない。

 

プライドの問題も有るでしょうが、自分の部下にやらせると、詰まるところ自分の責任になる。


だから、私の仕事として丸投げすれば自分は免責になって、傍観者として私を責め続ければ良いだけになるからそうしたい、そんな腹が透けて見える。

 

そして二言目には「みんなの力で乗り切ろう」とか、キレイごとを抜かす。

 

だったらさ、まずは当事者のお前らが力出して、他人様に迷惑を掛ける前に自力で何とかするのが筋道なんじゃないのかい?

 

それを人に「手伝って」とお願いする場面で、どうして彼らはこんなに横柄な態度が取れるのか?

 

そう、この他人事=無責任の姿勢こそ、彼らの真骨頂なのです。

 

もう無責任と図々しさが骨の髄まで染みついている。「病、膏肓(やまい、こうこう)に達する」とは正にこの事だと思います。

 

一緒に仕事していてこの態度に直面すると、本当にうんざりしてくるというか、まるで子供を相手にしているようで気持ちが悪くなる。そしてストレスが溜まります。

 

営業は会社の代表として「他人」であるお客様と直面しています。


そしてお客様からの要求や質問への回答は「待ったなし」なわけで、明確なYES・NOと、NOな場合はお客様を納得させる明瞭な理由を示す必要が有るし、その回答の内容如何では、信頼を失って取引がフイになる可能性を含んでいる。

 

要するに営業は逃げようがない訳で、少なくとも私はその緊張感の元で仕事をしています。


が、技術者は形式上は窓口となる営業経由でそう言った話を受けるわけで、直面はしていない。

 

そのせいか、平気で無責任な事を言う。それで、技術的な回答についても平然と営業に責任を持つようなことを要求してくる。

 

まあ、世の中にはそうでない技術者も多くいると思います。


しかし、私の販売している製品は主流から外れた製品で、そういう部門に回されてい来る技術者は、やはり言い方は悪いが保守本流にいる技術者と比較して、程度が落ちる人が多いからというのも理由の一つだと思います。

 

しかし、どーでも良い細部には偉そうにこだわる割には、肝心な事に関しては自分たちの守備範囲にさえ責任を持とうとしない彼らのマインドの低さには、本当に一緒に仕事するのが嫌になるレベルの時も有ります。

 

お客様もそういう技術者の無責任と営業の苦労を見抜いていて、敢えて技術者をお客様と直面する場面に引きずり出して、技術者から責任ある回答を求める男気の有る人もいて、そういう場合は大いに溜飲を下げますが(笑)。

 

今回の件でも彼らの「技術者魂」ならぬ「無責任魂」が遺憾無く発揮されたわけですが、また長くなってしまったので、続きは明日以降書きたいと思います。

 

しかし、この世の中のトラブルの大半の原因がこの「無責任」なのではないか、とつくずく思う今日この頃です。

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました!

 

それでは、またウインク