幼い頃の忘れられた記憶

紡ぎだす 思い出せない


辛い思いをしないことが幸せだなんて

誰が決めた 誰も言葉にしてない


他人の過去を見つめることで

自分の過去を思い出そうとする

イメージできず 音を立てて崩れる


思い出せない記憶は

不幸なのだろうか

思い出せない記憶は

幸せなのだろうか

恋焦れる季節に吹く風

コートの隙間から髪型を崩す


夜闇に響く都会の喧騒

摩天楼から吐き出される思念


不定期に起こる地震は

激しいロックのリズム


揺らぐライターの灯火

扉を開く為の鍵

変わりない貴方の姿を見て

時間の経過を忘れるようで

あの時が今で 今があの時のみたいだ


相変わらず口数は少ないけど

時折放つ言葉のインパクトは

忘れたくても忘れられない


他の人と僕への接し方は違って

気を使わない素振りがオリジナルで

憎たらしいその様子が素敵だ


風邪で声を枯らしていたけれど

周りの心配を覆す快調な様子に

少しばかり心配になってしまう


また会うその時には

”久しぶり” ってまた言ってくれるかな

その後に貴方の言葉で叩き潰されるけど