飲めないはずの酒を飲んで
二人羽織でチョコケーキを顔に塗りたくられる

いつもの上下関係
酒の席では無礼講

生クリームパイを顔にグシャリ
組体操でピラミッドの頂上
先輩社員の上に乗る自分

何か自分だけ新入社員で目立ってる?

自分は何処に向かうのだろうか…

何ができるかな

何ができるかな


人は皆 何を思い生きるのだろう

職場でテキパキと仕事をこなす上司

時には笑いながらジョークを言ったりして


その姿は余裕すら感じさせる

多くの仕事を抱えながら

苦を感じさせないその姿


何も分からなくて

それなのに何をすればいいかわからなくて


わからないことを聞くのは恥ずかしい事じゃない

わからないことをわからないままにすることが恥ずかしい事だ



めまぐるしく進む時間

頭がグルグル 処理能力不足


一年後には立派な社会人さと励まされる

一日が濃厚で 休んだ気がしない


文句ばかり言ってもしょうがない

やるべきことをやるだけ



いつか先輩達のように

笑い飛ばす事ができるように

サクラの花びらが風に吹かれて

武道館の夜空へと飛び立っていった


背広姿のサラリーマンが

お弁当を片手に向かう

ライトアップされた公園


大人はサクラを見ることを楽しいと言う

けれど 僕にはなんだか寂しく思えるんだ


サクラからイメージする事

別れ 卒業 旅立ち

ネガティブなものばかりだろうか


確かにサクラが咲くのを見ると

純粋に綺麗だと思う

それと同時にもっと咲き誇れと思うのだ



日本狭しと言えど

サクラの開花時期には差がある


武道館付近に咲くサクラを見て

新しい門出に立つ皆が

同じ風景を見ていればなと思った


同じ時間に違う場所で

サクラを見ながら

同じことを思ってくれれば



社会に出る不安は大きい

自分なんかが社会で通用するのか

あいつ 本当に大丈夫なのかな


会いたいな……






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チャットモンチー   『サラバ青春』




きっといつの日か笑い話になるのかな

あの頃は青くさかったなんてね

水平線に消えていく太陽みたいに
僕らの青春もサラバなんだね

サラバ青春



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