既存の価値観からの転換を迫られ

目の前に敷かれた不完全なレール

上手くそのレールに乗れずに

100のうちの60をも成す事もできず


昨日という一日をただひたすらに消費

パラパラと仕事を消化するも

新たに積まれていく仕事に頭を抱える


空調の止まった蒸し暑い売場で

営業中にこなせなかった作業を進めてから

なんとなく居心地の悪い事務所で

パソコンの画面をと睨めっこして一日を終える


事務所に夜遅くまで残る新入社員は自分だけで

他の同期は数時間前に事務所から去って行く

自分自身の仕事のスピードが遅いのか

はたまた与えられている仕事の量が違うのか


配属された売場の上司曰く

他の売場と違いマネージャーと自分の間がいない

必然的に与えられる仕事量は多くなる

できないと言ってしまえばそれまで

かと言って仕事が終わる気もしない


辛くないと言えば嘘になる

少しは楽しくもなってきたりして

だが まだまだできないことだらけ


もう少しでいいから

自分の時間が欲しい

最近 休日もすぐに過ぎてしまう


これからこんな毎日が続く気がして

要領よく日々を過ごせないかと思う


刻が過ぎていく

気が付けばもう半年

まだまだ半年?

所々に笑いを散りばめて

色鮮やかな世界観を彩る

個性豊かな登場人物


誰でも悩みを抱えているんだと

当たり前だけれど気付けない

そんなことを自然に受け入れられる


自然と頬を伝う泪が

僅かな時だけ現実を忘れ

絵本の中の住人になって


現実と非現実を繰り返す事で

明日も続いていく日常に

色を付け足していくんだ


劇的に変わる日常なんて

僕の目の前には広がっていなくて

ちょっとずつ ちょっとずつだけ

昨日に塗り足されていくイマ


人に褒められる事に慣れなくて

期待に答えられない今日は続いてく


1が100に変わらなくても

1が2へと増えていく

積み重ねてきたものは

2から1へ減る事はない


明日もまた1

明後日は0.5でも

積み重ねていく日々



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パコと魔法の絵本



最近泣く事がなくなった

お世話なった人との別れの際

映画の中の人物に共感した時

多くの人に囲まれている生活の中で

それでも孤独を感じてしまう時

高校時代だったら泣けたかもしれない


思ったことをうまく言葉にできなくて

話の流れに入っていきたくても

その話題について何も知らない時

空気を読めないキャラだって

皆と一緒に笑えない

それが面白いのかもわからない



最近古本屋で漫画を買うのが楽しい

漫画には夢も勇気も挫折も感情移入もできる

けれど 泣けない


涙よ枯れてしまったのか

誰か一緒に涙を流しませんか