深夜の寝室

窓の隙間風

水の流れる音

鈴虫の鳴き声

人の足音

暗闇






不安を抱いて

私は一人眠る
求めればそこにいる

そんな人が好きだけど

求めた時にここにいる

僕を好きという君が好き



求めるときにここにいない君は

突然ある日僕を求めて

そんな時僕は何もできない

気づくのが遅すぎるんだ



お互いすれ違ってばかりで

欲求不満気味だよ

冬という季節のような

そんな僕らの距離が寂しい
空は飛べなかった

身を裂く冷たい雨に

両肩の羽は濡れてしまって

羽は、重く肩に圧し掛かる



あの時、見た景色のように

雨に打たれ立ち尽くすみたいに

憂鬱な眼差しで空を見上げるみたいに

来ない人を待つみたいに



自分の無力を知ったとき

僕の羽は折れてしまって

ただの人間になってしまったんだ