終電後の駅前を歩く
コートのポケットに手を入れて
白い息を吐きつつ
冬の星空を見上げながら

こんな夜がいつまでも続けばいい
身を震わせながら歩く日々が
胸の奥に隠れた寂しさと
ふと 探してしまう温もりと

牛焼肉丼を一人で食べる
まばらに埋まった席の中で
心地よい疲労と 微かな温もりを
咀嚼した飯を 緑茶と共に


何もかもが続いていく
始発の列車へと
午前中の通勤ラッシュへと
中年のポマードの匂いに

何もかもが繋がっていく
つまらない教授の授業へと
為になる著名人の講演へと
週一回のサークルの集まりへと

ただ 僕の中に足りないのは
欲しい時の人の温もりと
自分だけに与えられた時間と
本当の僕を知る人だけ…

イケナイ宝箱~ようこそ鬱の世界へ  LARKへのトラックバック



始まりの時は何処だろうか
この灰色の世界の中で
見つけ出すのはとても困難だ

真っ青な空を見て思うことがある
答えはいつもそこにあるんじゃないかって

くもり空では見つけることのできない答えが
透き通った青い空なら見つけることができるんじゃないかって

濁った目でも真実は見つけることができる
視力を失っても光るものはあるんだ
冬が寒いのって素敵
「寒いね」「寒いね」って
お互い言いあうのが何か好きだ

歩きながら話すのが好きだ
白い息を吐きながら
ポケットに手を突っ込んで…

誰かと一緒にいられること
お互いの時間を共有すること

そこから得られる何かが
とても大切で とても暖かいものだ

話すことで伝わる
書くことで伝える

形は違うけれども
触れ合うための行為なんじゃないかな