フラフラと振り子のように頭を揺らし

甲高い音を立てながら電車が走る


タタン タタン

ガタ  ゴト




いつのまにか

散ってしまったサクラ


何も知らなかった

十七歳の春


雲の隙間から流れ落ちる

四月の雫



アクセル踏めば走る

大人のオモチャ


車のライトが路面を照らし

乱反射する光


夜がこんなにも明るいなんて

思ってもいなかった




いつのまにか

散ってしまったサクラ


何もわからない

二十二の春


何だか寂しい

週末の夜