冷たい石碑(?)に腰掛けて

携帯灰皿片手に煙草を燻らせた

春だといっても まだ寒い季節

来るかどうかもわからない人を待つ


学生生活が終わりを告げて

いよいよ社会人だというのに

何かが足りない 何かをやり残した

ということで 人を待ってみた


帰る人の数も疎らになり

人通りも減ってしまった


駅前ですれ違った知り合いに聞けばよかったか

いるかどうかもわからない人の帰りを待つ 待つ 待つ




あと5分来なければ帰ろう

この煙草を吸い終わったら・・・

そんなことしているうちに

灰皿の吸殻が溜まっていく


なんで 上手く話せないんだろう

妙にカッコつけてしまっている自分がいて

それが 全然カッコよくないこともわかっている

けれど そうせずにはいられなくって

結局最後までそのまんまだった





9時半になったところで諦めた

きっともう帰ってしまったんだろう

駐輪場で自転車にまたがる


未練がましくすれ違う人の顔を確認しながら