この闇に咲く不気味な花

浮かび上がるヘッドライト

夜を走る車なんて

無くなってしまえばいいのに


閑静な住宅街に轟く爆音

車高の低いソレは不細工で

貴様の不満を曝け出す唇

消えてなくなればいい


車内から眺める景色は

濡れたアスファルトと傘

窓を開けると雨と土の匂い

嗚呼 水無月の空