哀しみをこの空に飛ばして

素直な気持ちで笑いたい


少し冷たい夜の風が

身体をただの入れ物にする


さっき食べたナポリタンの味

耳に入ってくるラジオの音

七月に値上げする煙草


いつもの夜が 静かに過ぎる

車が通る音が聞こえない

人が住んでいる生活音も

部屋の中のラジオとパソコン

最近不味い煙草のケムリ


世界には絶望と欲望が満ちていて

緩い速度で終末へと向かっている


いくつもの愛と正義が絡まりあって

どれが正しいかなんか簡単にわからなくなって

目の前に広がる楽しいことに身をまかす


言葉がすれ違い気味の今夜

科学の力で頭の熱を冷まして

虚ろむ目に力を呼び覚ます


大好きだから一緒にいたくない時もある

ほっといて欲しい時はそっとしておいて

もうすぐ髪を切ってしまうからさ