取り壊されたアパートの瓦礫

終わりと始まりの呆気なさを知る


静かな夜が朱色に染まっていく

名も知らぬ小鳥が始まりを告げる


抜けない酒の匂い

思い通りにならない現実


カラスが灰色の空を翔る

道の脇に捨てられたゴミ袋


朝方の駅 うな垂れる人々

みんな日の光を待ってる