バラードなんかを聴きながら
切ないメロディーに身を委ねて
ちょっぴり泪が零れそうになり
泣いてなんかないさと
誰に向けるわけでもなく言い訳する
本屋で働いていると
いろんなタイプの人を見る
ファンション誌を買う学生
実用書を手にやってくる主婦
話題の新書を仕事帰りに買う中年
毎日繰り返される代わり映えしない光景
そんな時に文芸書を手にやってくる女子高生
今流行りライトノベルでない文芸書を見て
他にどんな本を読むのだろうかと思ってしまう
自分はアウトサイダーに憧れるのだろうか
社会で群れを成す人よりも
どちらかと言えば浮いた存在に
妙な性癖を感じつつも
それを公共に曝け出す自分
どうやら僕は変態らしい