待ちぼうけ重い玄関のドアの前で 膝を抱えて眠ろうとした 凍てつく寒さが服の隙間を 通り抜け 冷え性の身体を更に冷たくする こんな日に限って 太陽は姿を隠し その眩しい笑顔を拝むことができない 下校途中の子供の声が 僕の孤独にアクセントをつける 軽く咳込んだら なんだか泪が流れてきた 冬の寒さが身に染みる そんな11月の午後